アルピーヌF1のフェルナンド・アロンソは、FIA(国際自動車連盟)は、勝利のお祝いのバーンアウトを制限するのではなく、トラックリミットを正しく取り締まることに焦点を当てるべきだと考えている。F1シュタイアーマルクGPで勝利のチェッカーフラッグを受ける際、マックス・フェルスタッペンは手前で原則して、ピットウォールに集まってきたチームスタッフのためにバーンアウトを披露した。
レース後、F1レースディレクターのマイケル・マルは、マックス・フェルスタッペンの行為に不満を表明し、今後はそういった祝勝の行為は「容認されない」と語った。今週末のF1オーストリアGPに先立った記者会見で、フェルナンド・アロンソはオープニングラップのターン1でバトルをしたシャルル・ルクレールとピエール・ガスリーがコースを離れても調査しなかった理由を疑問視した。「自分自身でやれるときはやりたいよね」とマックス・フェルスタッペンのバーンアウトについてフェルナンド・アロンソは語った。「今回のバーンアウトは見ていて素晴らしものだったと思う。アブダビで何度かドーナツをやったけど、ファンはそういうのがすきだと思うし、ソーシャルメディアでそういった瞬間のたくさんビデオを見ていると思う」「FIAはそっちではなくトラックリミットの方を取り締まるべきだと思う。ターン1をきちんと通過したのは僕だけで、追い越してしった2台はターン1とその出口を逃していた」「たとえば、それについての警告はなく、バーンアウトについてはあった。ファンの視点で改善できることは確実にある」マックス・フェルスタッペンは、記者会見でマイケル・マシの批判を却下し、バーンアウトが安全な方法で行われたと主張している。