2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、2020年のF1ヤングドライバーテストで最速タイムをマーク。2021年にアルピーヌでF1復帰する前に“競争心に火がついた”と語った。フェルナンド・アロンソは、7月にバルセロナでフィルミングデーを使って100kmの走行を終えた後、2018年マシンで数回のテストを実施し、F1復帰に備えてきた。
そして、ヤス・マリーナ・サーキットでは完全にスピードを取り戻していることを示した。合計105周を走破したアロンソは、1分36秒333秒をマークしてタイムシートのトップに立った。このタイムは、先週末のF1アブダビGPでルノーのエステバン・オコンが予選ベストタイムの1分36秒359を上回るものだった。2018年マシンを使用したテストでは別のクルーが参加していたが、今回のF1ヤングドライバーテストでは2021年に一緒に仕事をするレースチームのメカニックとエンジニアが参加した。「特にレースチームと一緒にマシンに戻ることができたのはとても良かった」とフェルナンド・アロンソは語った。「準備のために2018年のマシンでテストしてきたけど、このテストはもう少し深刻に感じたし、それは僕の競争心に少し火をつけた」「現行マシンを感じ、何ができるかを経験することができたのは素晴らしいことだ。週末のチームの進捗状況を注意深く見守っていたし、コックピットの外から、そして、今日はコックピットの内から学んだことを体験することができて良かった」先週、フェルナンド・アロンソは、2021年のF1マシンはダウンフォースが削減され、ピレリのタイヤも変更になるため、テストの価値は限られていると語っていたが、実際に来年に向けて良い準備になったと認めた。「シート合わせやペダルポジションなど、ファクトリーで準備してきた多くの基本的なことを確認することができた。来年の冬のテストは1日半しかないので、それは有益だ」とフェルナンド・アロンソは語った。「今日はチェック項目をすべて確認できたし、僕たちは上機嫌でクリスマスと新年を迎えることができる。チームの全員がやる気を高めている」関連:F1アブダビテスト 結果:角田裕毅が堂々5番手!アロンソがトップタイム