フェルナンド・アロンソ、ルノーF1の2018年型『R.S.18』で93周を走破

フェルナンド・アロンソは、すでにエンストン（イギリス）とヴィリー＝シャティヨン（フランス）にあるチームのファクトリーを訪問しており、今月初めにはフィルミングデーを利用してバルセロナでルノーの今季F1マシン『R.S.20』をドライブしている。準備プログラムの次の段階としてフェルナンド・アロンソはバーレーンで2年落ちのルノー R.S.18をテスト。写真と93周を走破したことが報告された。公開された写真ではカモフラージュ塗装が施されたBELL製のヘルメットをかぶっている。フェルナンド・アロンソにとって、今回のバーレーンテストでの大きなタスクは、レースフィットネスの強化だ。「まだ首の準備ができていない。ジムでたくさん作業しているけど、マシンに代わるものはない。走行距離を重ねる必要がある。F1では走れば走るほどよくなる」とフェルナンド・アロンソはテスト前に語った。2回のF1ワールドチャンピオンを獲得し、人生の大部分をF1パドックで過ごしたフェルナンド・アロンソだが、それほど多く多くの準備は必要なのかとの質問には「勝ちたいならそうだ」と答えた。また、フェルナンド・アロンソは、ミハエル・シューマッハの失望したF1カムバックとの比較を軽視した。「ミハエルはキャリアを通して素晴らしいマシンを手にしていたけど、復帰したときのマシンは普通だったので、誰もがっかりした」とフェルナンド・アロンソは語る。「僕の場合は逆になる可能性がある。僕のキャリアの最後の5年間は下の方のマシンだったし、これから何が起こるかは誰にもわからない」テストは2日間にわたって行われ、フェルナンド・アロンソは明日5日（木）も引き続きﾙﾉｰ R.S.18で走行を行う。