フェルナンド・アロンソは、来週バーレーンでルノーの2018年F1マシンを2日間にわたってテストし、2021年のF1復帰にむけた準備を強化する。2018年にF1を離れたフェルナンド・アロンソは、2021年にかつて2回のF1ワールドチャンピオンを獲得したルノーに復帰。現在、2021年の初レースにむけての準備を加速している。
フェルナンド・アロンソは、すでにエンストン(イギリス)とヴィリー=シャティヨン(フランス)にあるチームのファクトリーを訪問しており、今月初めにはフィルミングデーを利用してルノーの今季F1マシン『R.S.20』をドライブしている。準備プログラムの次の段階としてフェルナンド・アロンソは11月4日と5日にバーレーンで2年落ちのルノー R.S.18をテストする。これらのテストにより、フェルナンド・アロンソは2020年中にレースシートに復帰するのではないかとの推測も高まっているが、ルノー側はすでにそれを否定しており、アロンソ自身も「準備ができたと感じたときにだけ」戻りたいと語った。F1エミリア・ロマーニャGPが開催されるイモラ・サーキットにルノーF1の一員として訪れているフェルナンド・アロンソは、2020年にF1レースに復帰する可能性について「ノー。そうすることは考えていない」と語った。「2020年にレースをするのは、2人のレースドライバーに何かが起こった場合だ。そうならないことを願っている。それに自分は100%ではないとも思っているし、できればそうする準備ができていると感じているときにレースをしたい」実際、ルノー R.S.20でのテストを終えた後、フェルナンド・アロンソはベストな状態に戻るには時間がかかることを認識していると述べていた。元の感覚を取り戻すまでにどれくらいの時間がかかるかと質問されたフェルナンド・アロンソは「今それを知るのは難しい」とコメント。「正直、数レースかかると思っている。来年はテストが制限されているので全員にとってチャレンジだけど、僕にとってはもう少し挑戦になるだろう。僕は2年間マシンから離れていたからね。冬季テストは1日半しか走れないと思うし、1日半で世界選手家に準備することはできない」「そいうものだし、シミュレーションで無意識な感覚を取り戻そうとしているし、セットアップを調整するために実際のマシンでの時間を節約するために必要ないくつかのことに取り組んでいる。でも、新しいチームだし、ステアリングホイール、コントロール系、エンジニアも新しい。多くのことにもう少し時間が必要だ。でも、できる限りそれを短くできるように努力している」 この投稿をInstagramで見る Renault F1 Team(@renaultf1team)がシェアした投稿 - 2020年10月月30日午前1時00分PDT