フェルナンド・アロンソは、2021年のF1復帰にむけてルノーの今季マシンR.S.20でのテストを開始した。2018年末にF1を離れたフェルナンド・アロンソだが、2021年にアルピーヌF1に名前を変える古巣でF1復帰を果たすことが決定。先月にはエンストンとヴィリーのファクトリーを訪問し、シミュレーターやシート合わせを済ませていた。
フェルナンド・アロンソは、現在のプログラムに関してもチーム代表のシリル・アビテブールを含めたチームメンバーと絶えず連絡を取り合っており、毎週末の進捗状況を熱心にフォローしている。フェルナンド・アロンソは、できるだけ早くルノーF1のコックピットに戻ることを熱望しているが、厳しいテスト制限によってその機会は限られている。ルノーF1は、グランプリ週末の90分間のフリー走行1回目にフェルナンド・アロンソを走らせてもあまり役には立たないと考えており、代わりにフィルミングデーの2日目を利用してピレリのプロモーション用タイヤで100kmの走行を実施することを決定した。テストの舞台となるバルセロナのカタロニア・サーキットは、20年前にチームのルーツであるベネトンでフェルナンド・アロンソが最初にテストを実施した場所でもある。テストに先立ってフェルナンド・アロンソは「マシンに戻るのは素晴らしい気分になるだろう。F1で2年後走っていなかったので本当に楽しみにしている」とコメント。「新しい始まりのような感じだし、マシンの速度、ブレーキ性能、コーナースピードなど、多くのことに再び驚かされることになるだろう」「バルセロナに戻るのはとても特別なことだ。2000年にベネトンで最初のテストをしたときのことを覚えている。それはバルセロナだった。その最初のテストから20年後に同じサーキットで行われるし、来年は変更されるため、ルノーのブランド名がついたマシンで走る最後の機会になるかもしれない。本当に光栄に思う。それを楽しみにしているし、とても興奮している」「このテストの準備は簡単ではなかった。新型コロナウイルスの制限によって、通常の準備ではなく、シミュレーターでの日数も多くなかった。それでも、準備はできていると思う。フィルミングデーなのでたった100kmだけど、それらのラップを最大限に活用し、画像と動画を撮りたいと思っている」「それらのラップの間に多くのことを学び、発見することになるだろう。非常にオープンなアプローチで進めて、すべての走行力で可能な限り多くを学びたいと思う」すでにテストは開始されており、フェルナンド・アロンソはカーナンバー14が掲載されたルノー R.S.20での最初の走行を完了している。 この投稿をInstagramで見る F1-Gate.com(@f1gate)がシェアした投稿 - 2020年10月月13日午前1時39分PDT