フェルナンド・アロンソは、南アフリカでダカール・ラリーで優勝したトヨタ・ハイラックスをテスト。初めて走行したダカール・ラリーのマシンは“信じられないような感覚”だったと語った。FIA 世界耐久選手権(WEC)にトヨタから参戦するフェルナンド・アロンソは、3月27日(水)に南アフリカのヨハネスブルグから900キロ離れたカラハリ砂漠で2019年仕様のトヨタ・ハイラックスを運転した。
フェルナンド・アロンソは、2009年のダカールラリーで優勝したジニエル・ド・ヴィリエとともに走行を行った。フェルナンド・アロンソは8kmと17kmのループを走行。後者はダカールラリーの重要な特徴である砂丘を特徴としている。アロンソは木曜日もテストを続ける予定となっている。「過去2年間で異なるシリーズや異なるクルマを試してきた。自分が運転するのに慣れているものとは全く異なる何かを試す機会だ」とフェルナンド・アロンソはテスト後にコメント。「クルマには良いグリップ、バランス、パワー、ブレーキを備わっていていい感じだった。すべてが信じられないような感覚だ」「楽しかったね。異なるものであることは間違いけど、面白い。自分が慣れているクルマよりもかなりの暴れるけど、とても楽しかった」フェルナンド・アロンソは、当初予想していたよりも快適に感じたと語る。「すべてがとても異なる。バンプは読みにくいし、高さを判断したり、どれだけ速く駆け抜けなければならないのかを判断するのは難しい」「まだクルマに少ししか乗っていない。暑かったけど、考えていた以上に快適だった」トヨタのチームマネージャーを務めるグリン・ホールは、ダカールのマシンでの初走行に先立ち、チームはフェルナンド・アロンソのためにすべてを正しくするために「ストレスが多かった」と認める。「普通、このようなステージ上でクルマに2度のF1ワールドチャンピオンを乗せることはないからね」とグリン・ホールはコメント。「我々の役割にはストレスが多かった。すべてを完璧に進めたかったからね。非常に特別な日だった」ジニエル・ド・ヴィリエは「僕たちはカラハリ砂漠にいる。普通ならF1チャンピオンを見ることを期待する場所ではない」とコメント。「フェルナンドが僕たちと一緒にハイラックスを試すためにここに来てくれたのは素晴らしいことだ。彼にとって非常に異なるものを試すためには最善の方法だ」「地形、ジャンプ、砂丘など、慣れていないことすべてになれることが重要だ」