フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、フェルナンド・アロンソが遅かれ速かれフェラーリでドライブするだろうと語るが、それが来年ではないことを示唆している。フェルナンド・アロンソは、長年フェラーリへの移籍が囁かれており、フェラーリがアロンソのスポンサーでもあるサンタンデール銀行と5年間の契約を発表したことで、その憶測はさらに強まった。
ルカ・ディ・モンテゼーモロは、アロンソを迎えるには来シーズンすでにドライバーを抱え過ぎていると語るが、いくかはアロンソを雇うつもりであると主張している。「遅かれ早かれそうなるだろう」とルカ・ディ・モンテゼーモロは語る。「来年、我々にはライコネン、マッサ、フィジケラ、ダドエル、ジェネがいるし、ミハエル・シューマッハにも期待している。我々はレアルマドリッドと同じくらいのベンチ要員がいる」「我々には2007年のチャンピオンと2008年にクロスラインを横切ったときにチャンピオンから15秒差だった二人の素晴らしいチャンピオンにいる。我々には二人の驚異的なドライバーがいるんだ」「アロンソがミナルディにいたときに私は彼が優れたドライバーだと見抜いていたし、常にアロンソは好みだ。彼はタイトルを獲得した。私は、遅かれ早かれ全ての素晴らしいドライバーがフェラーリに来ると常に考えていた」「イモラのレース前、アイルトン・セナが私のところに来て『僕はフェラーリでキャリアを終えたい』と語った。プロスト、ラウダ、マンセル、ミハエルなどもそうだ。我々は先の事を考えてるし、人生は誰にとっても長い」モンテゼーモロは、F1をより競争的にするために3台目のマシンを導入することを支持している。「全てのチームにとって、若手ドライバー、新しい人材、より良いショーのためにも3台目のマシンを出走させることは非常に好ましいことだと思う」「競争力がない2台のクルマと競争力のないドライバーのいる無名のチームより、有名なチームが3台目を走らせるほうが良いと思う。F1は卓越したスポーツであると考えているし、競争力のあるクルマでの新しいドライバーを歓迎する」「若手ドライバー、もしくは新しいドライバーを3台目のクルマで走らせることは、スポーツにとて役に立つと考えている。バレンシアでミハエルが復帰したらどうなったかを考えてみなさい。我々は先の事を考えなければならないし、それにトライしなければならない」関連:フェラーリ、フェルナンド・アロンソとの契約を正式発表 - 2009年9月30日
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