フェルナンド・アロンソは、ドライバーがF1で成功するために必要な“ネガティブ”な面について語った。2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、数年間マクラーレンで不遇の時代を過ごした後、世界3大レースでの“3冠”達成という目標を叶えるために昨年限りでF1を離れ、今季はインディ500へと挑戦する。
F1について最も寂しく思うことは何かと質問されたフェルナンド・アロンソは「F1カーを運転することだと思う。あのクルマは特別だ」とコメント。「14位、5位、もしくは勝利を争っているかどうかは関係ない。もちろん、表彰台や勝利を挙げるおkとができれば、特別なお祝いだし、喜びだ。でも、予選のために出ていくときやフリープラクティスが明日であったとしても、そのクルマを運転することは非常に特別だ」「F1カーに詰め込まれているテクノロジーの量は他のどのシリーズでも再現するのは難しいだろう」しかし、フェルナンド・アロンソは、家族や友人と過ごすための自由な時間を含め、F1を離れても寂しく思うことはないF1の側面を明かした。「反対側にはF1のネガティブな側面がある。18歳からここにいるときは特にね。F1に人生全体を捧げなければならない」「友人、家族、自由な時間、プライバシー、妻、子供など何もない。とにかく成功したいのであれば、完全に献身できてなければならない。だから、今の僕には他に優先事項があると思っている」「他の分野、他のシリーズでレースをしても、F1は一段高いステップにあることを理解するものだ。毎週、2週間おきに世界中であらゆることにとにかく完璧さを見つけようとする。おそらくそれがここで得られた最高の思い出だ」