フェルナンド・アロンソは、F1最後のレースとなるアブダビGPで1戦限りの特別カラーリングを施したマクラーレンで参戦する。今週末のF1アブダビGPは、フェルナンド・アロンソの18年間にわたるF1キャリアのフィナーレとなる。マクラーレンは、アロンソの最後のレースのためにMCL33に特別なカラーリングを施すことを決定した。
マシンのエンジンカバー部分にはフェルナンド・アロンソのヘルメットにも採用されている故郷スペイン・アストゥリアス州の独特なブルー、イエロー、レッドのカラーリングが施され、コックピットの上部と側面にはFIAから特別に権限を与えられた記章が掲載される。かつてF1では1回限りのカラーリングは比較的一般的だった時期もあったが、最近では均一性が求められる時代になり、滅多に実施されることはなくなっている。実際、今回のアブダビGPは、マクラーレンにとって1986年のボルトガルGPでケケ・ロズベルグのためにイエローの“マールボロライト”のカラーリングを施して以来と32年ぶりの1戦限りのカラーリングとなる。マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは「今週末のアブダビでフェルナンドのための特別な1戦限りのカラーリングでレースができることを信じられないくらい嬉しく、誇りに思ってる」とコメント。「我々は彼の最後のグランプリがあらゆる点で特別な気分になることを願っており、これは我々がそれを反映できる方法のひとつに過ぎない」「我々はフェルナンドと密接に協力し合って仕事をしてきたし、FIAとF1も今回の1レースのために変更するという動きを全員が大いに支持してくれた」「これがフェルナンドのファンに特別な感情的にならざるを得ない週末を楽しみにする小さな何かを与えられることを願っている」関連:2018年 F1アブダビGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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