マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、グリッド降格ペナルティによって消化試合のようになったF1ロシアGPの予選は“ナンセンス”で“退屈”なものだったとし、ファンにとってはサポートレースのF2の方が“土曜日で最も楽しい部分”だっただろうと語る。フェルナンド・アロンソは、パワーユニットコンポーネントの交換によってグリッド後方からのスタートが決定しており、Q1は107%を満たすタイムを設定することが唯一の意図だったとコメント。
また、Q2に進出したレッドブルの2台とトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは走行を見送り、ルノーの2台は自由にタイヤを選べる11番グリッドと12番グリッドを得るために走行しなかった。「僕たちにとっては問題ないことだった。こういうのには慣れているし、僕たちはどんなことにでも従う」とフェルナンド・アロンソはF1ロシアGPの予選についてコメント。「でも、ファンにとっては問題かもしれない。ナンセンスなQ1とあまり重要ではないQ2について彼らがどう考えているかファンに聞いた方がいいと思うよ」「少なくとも彼らはF2のレースを楽しんだと思う。観客にとっては間違いなく一人で最も楽しい部分だっただろうね」ライバルがQ3に進むなか、ガレージのなかで12番グリッドを獲得することになったルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、不満ではあったが、レースにむけて最善の戦略を採る必要があったと語る。「何よりも退屈だった。予選でやりたいことではない」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「明日をより良くするために駆け引きをしなければならないときもある。今日やるべきことをやらなければならない」同じくQ2で走らなかったレッドブルのダニエル・リカルドも異様な予選だったと語る。「あまり走らないと知っているのは変な感じだ。目を覚まして、8周くらいしか走らないことをわかっているのはね」マクラーレンのスポーティングディレクターを務めるジル・ド・フェランは、少なくともファンは決勝は楽しめるのではないかと語る。「全員の戦略オプションは異なるので、明日のレースに異なる関心を作りだしたと思う」とジル・ド・フェランはコメント。「多くの人々が今日よりも明日にかなり焦点を置いていたのははっきりとわかるだろう」
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