フェルナンド・アロンソのマネジメントに関与しているフラビオ・ブリアトーレは、フェルナンド・アロンソがF1を離れるという決断に至らしめたのは、マクラーレンが勝てるクルマを与えられなかったとにあると語った。フェルナンド・アロンソは8月14日(火)に2019年のF1世界選手権に参戦しないことを発表したが、早くも来季以降にF1に戻ってくるとの噂が広まっている。
「最後のお別れについて話をするのはあまりに早すぎる。F1では状況は非常に早くに変化する。決してないなどとは言うべきではない」とフラビオ・ブリアトーレは La Gazzetta dello Sport にコメント。「私はフェルナンドがメルセデスやフェラーリで走るのを見たいと思っている」「アロンソは一貫して最高レベルで走っている。彼は少なともハミルトンと同じくらい強いし、常に安定した走りをしている」フラビオ・ブリアトーレは、マクラーレンがタイトルは獲得できないとしても、レースで優勝を争えるマシンを与えられなかったことを考えれば、フェルナンド・アロンソがF1活動を休止するという決断をしたことを理解できると語る。「フェルナンドの決断は説明できる。7位や8位でレースを続けることは意味のないことだ。「そうなれば、ドライバーはモチベーションを失ってしまう」「マクラーレンは彼らのマシンを解決する必要がある。ドライバーに最も大きな問題があるわけではないのは確かだ」フラビオ・ブリアトーレは、今年の冬にホンダからルノーに切り替えてもパフォーマンスが上がらないことで、マクラーレンはホンダを責めることができなくなったと付け加えた。「バーレーンでのトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーの素晴らしい4位は、マクラーレンはもう言い訳ができないことを示している」しかし、フェルナンド・アロンソには2019年にレースに勝てる機会を得えられるようなシートはなく、マクラーレンのレースシート以外の選択肢はなかった。「私はこのF1ではフェルナンドのような才能を持ったドライバーにとっての場所がないような奇妙な状況であることをわかっている」また、フラビオ・ブリアトーレは、フェルナンド・アロンソが不和を生じさせる存在であるため、トップチームはフェルナンド・アロンソを望んでいないとするレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーの主張に反論した。「私はクリスチャンと友人であるが、彼はここで意見をするべき人物ではない。ドライバーを扱うことができないレースチームがあるとすれば、それはレッドブル」とフラビオ・ブリアトーレはコメント。「ダニエル・リカルドがチームを離れたのはまさにそれが理由だ」「フェルナンドは私のために走り、ルノーチームに栄誉を与えた。彼は他のドライバーにとって模範となるチームメイトであり、エンジニアにとってはベンチマークだ」多くのインサイダーは、フェルナンド・アロンソはインディ500制覇を目指して2019年はインディカーにフル参戦すると推測している。「どうなるか見てみよう。まず第一に彼はF1と世界耐久選手権でのシーズンを終える。そのあと、彼が休暇を取ることを決めたとしても、私はそれを理解するだろう」
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