フェルナンド・アロンソは、マクラーレンは進行中の技術的な問題によって今シーズンまで1度しか重要なアップグレードを導入できていないと嘆いた。マクラーレンの今季マシンMCL33は昨年からの正常進化版ではあるものの、チームは昨年マシンよりもダウンフォースが少ないことをすでに認めている。フェルナンド・アロンソは、チームが“クルマの弱点に非常に懸命に取り組んでいる”と語る。
「まず僕たちは3戦目、4戦目でそれらを特定した。バルセロナでは新しいノーズなどを含めた新しいパッケージを導入して、少しだけレベルを回復させた」とフェルナンド・アロンソは RaceFans にコメント。「バルセロナでのパフォーマンスは良かったし、モナコでもそうだった。でも、その後、僕たちは当初の問題とパフォーマンス不足に戻ってしまった」マクラーレンは、風洞テストでは検出されたなかったマシンの空力の根本的な問題を解決するために金曜フリー走行を利用することになった。「金曜日の3~4回のFP1を空力開発と空力の理解を深めるためだけの調査に費やしたことで、レース週末と予選でのパフォーマンスに少し妥協を強いられることになったかもしれないけど、僕たちはその金曜日から多くの情報を得ることができたと思っている」「今、僕たちは何をすべきかを正確に把握していると思っている」
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