ル・マン24時間レースで優勝して世界3大レースでの2冠を達成したフェルナンド・アロンソは、3冠のための残りのレースとなるインディ500での優勝は“とても魅力的”だと語り、3冠達成に意欲をみせている。フェルナンド・アロンソは、先週のル・マン24時間レースでToyota Gazoo Racingのトヨタ・TS050・HYBRID 8号車をドライブして優勝。20回目の挑戦となったトヨタに悲願の初優勝をもたらした。
F1で2度のF1ワールドチャンピオンを獲得したフェルナンド・アロンソは、自分が“完成されたドライバー”であることを証明するべく、世界3大レース(F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レース)のすべてを制覇することをキャリアの究極の目標に掲げている。これまで3冠を達成したのはグラハム・ヒルただ一人。F1モナコGPとル・マン24時間レースの2冠を達成したのは、タツィオ・ヌボラーリ、モーリス・トランティニアン、ブルース・マクラーレ、ヨッヘン・リント、そして、グラハム・ヒルに続く6人目の快挙となる。現在36歳のフェルナンド・アロンソは、F1で優勝争いに絡めなくなっている今、3冠達成に意欲をみせた。昨年、インディ500に参戦したアロンソは残り21周でエンジントラブルによりリタイアを喫している。「2017年にインディ500に出場したけど、特にこれといった目標はなかった」とフェルナンド・アロンソはコメント。「トップで終盤を迎えて、あと少しで優勝だったけど、土壇場で逃してしまった。」「インディ500は世界3大レースのひとつだし、本当に重要な目標になる。インディ500制覇はとても魅力的だし、誰よりも優れた完璧なドライバーであるかを確かめる証拠になる」 フェルナンド・アロンソはまだ来季の去就を発表しておらず、F1引退も囁かれている。マクラーレンは2019年からインティカー・シリーズにフル参戦することを本格的に検討しており、その際はフェルナンド・アロンソがドライバーを務めると噂されている。関連:ル・マン24時間レース 結果:トヨタが悲願の初制覇!8号車が優勝!
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