マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、“2年ぶり”に走るF1モナコGPを楽しみにしていると語る。昨年、フェエルナンド・アロンソはモナコGPを欠場して、マクラーレン・ホンダ・アンドレッティからインディ500に参戦。代役としてジェンソン・バトンが1戦限りのF1復帰を果たしたことも話題を呼んだ。
2度のモナコウィナーであるフェルナンド・アロンソは、今年ルノーのF1パワーユニットを搭載したマクラーレンがライバルとどのような戦いができるかを楽しみにしていると語る。「去年は休んでいたので、モナコに戻ることに本当に興奮している」とフェルナンド・アロンソはコメント。「もちろん、インディの経験はとても楽しかったけど、モナコもレースをするには本当に特別な場所だし、なぜあれほどまで有名なグランプリ会場であるかは誰でもわかっていることだ」「シーズンで最も技術的にチャレンジングなサーキットのひとつだ。78周のラップに必要なスキル、集中力、それにトラフィックへの対応、戦略、天候など、このクレイジーなレースではあらゆることが投げつけられる」「2年ぶりにあの場所で走って、僕たちのクルマがどのようなパフォーマンスを発揮するかを楽しみにしている。僕たちは自分たちのパッケージの制約はわかっているし、このような低速トラックではカレンダーの他の場所とは全く異なるセットアップが求められる。でも、適応して、自分たちのエキップメントから最大限を引き出するのは誰にとっても大変なことだ」今季のマクラーレンの最大の弱点は予選ペースだが、前戦スペインGPで大幅アップグレードを投入したマクラーレンは、フェルナンド・アロンソが今季初のQ3進出を果たしている。オーバーテイクが難しいモンテカルロ市街地コースでは予選結果が重要となるが、フェルナンド・アロンソは、条件が平等になる傾向にあるモナコを最大限に生かしたいと語る。「モナコは、ちょっとハンデがなくなる傾向があるトラックだし、サイコロを投げるようなものだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「スペインで目にしたように、予選がうまくいっても、状況を変えることにあるドラマの犠牲者にならないとは限らない」「だから、できるだけ多くのポイントを稼ぐために土曜日にすべてを最大化して、日曜日に懸命に戦う必要がある」関連:2018年 F1モナコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール