フェルナンド・アロンソは、これまでのキャリアでの決断を後悔していないと強調。そのような質問が繰り返されるのは、ファンが自分の勝利を見たいと思っているからだと理解していると語る。フェルナンド・アロンソは、2007年のマクラーレンへの最初の不幸な移籍、最近では未知数のマクラーレン・ホンダのためにフェラーリを離れるなど、過去の決断がしばしば批判されている。
過去のチーム移籍についてフェルナンド・アロンソは「どの決断も後悔はしていない。もちろん、未来を見ることができる水晶玉があれば、異なる決断をしていただろう。それ以降のパフォーマンスは非常に異なっていたからね」とコメント。「でも、後悔はしていない。決断した瞬間に100回戻ったとしても同じ決断をしていただろう。僕にとってその時点では白黒はっきりしていたからね。僕は振り返らないけど、その質問の意味は理解できる。僕のファンは僕が勝つのを見たいだろうからね」フェルナンド・アロンソは、フェラーリ時代の2013年のF1スペインGPで優勝して以来、勝利から遠ざかっている。表彰台に関しては2014年から上がっていない。近年、フェルナンド・アロンソは他のカテゴリーに目を向けているが、多くの人々は過去5年間でF1で成功しなかったことが、他のカテゴリーで再び勝者になるという願望をたきつけたと考えている。昨年、フェルナンド・アロンソはインディ500に参戦してモータースポーツ界に大きな衝撃を与えた。最終的にホンダのエンジンが故障したことによりリタイアでレースを終えたが、その週のアロンソの姿勢と熱意はアメリカで多くのレースファンの心を射止めた。「僕はすべてのおいて非常に負けず嫌いな人間だ。F1だけでなく、日常生活でもね。それがここまで長く続けていることに役だっている。毎日、毎年、新しいシーズンのたびにリセットされているし、もっと状況を良くしたい、成功したいとハングリーになっている」「ずっとそうだった。カートで走っていた子供の頃も、テニスやサッカーをしているときも勝たなければならない。それが僕の人生のすべてだったし、今もまだそこにいる」「2017年から2018年の間に考えたんだ。僕はあと数年レースをするかもしれない。でも、そのあとは状況が変わるし、キャリアも変わる。最高レベルで競争しているときは、どれくらい長く1つのことをやっていくかを決めるのは難しい」フェルナンド・アロンソは、先週パリでル・マンのルーキーに必須となるFIAのシミュレーターテストを完了させており、今週末のアゼルバイジャンGPを終えた後、トヨタからスパ・フランコルシャン6時間レースに参戦する。
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