フェルナンド・アロンソは、同じルノー製F1エンジンを搭載するレッドブル・レーシングの中国GPでの勝利は、マクラーレンにもっと良い仕事をしなければならないという“モチベーション”を与えていると語る。ダニエル・リカルドがF1中国GPで優勝した一方で、マクラーレンのフェルナンド・アロンソは13番グリッドからスタートしてリカルドから30秒差の7位でレースを終えた。
フェルナンド・アロンソは、日曜日の結果はマクラーレンにとって逃げも隠れもできないものだと語る。「(レッドブルの結果は)パワーユニットのポテンシャルを示しているし、僕たちがシャシー面で良い仕事をすれば、このパワーユニットは戦えるというモチベーションを与えてくれる」とフェルナンド・アロンソはコメント。「僕たちはまだそのレベルにはいない。僕たちはそのギャップを縮める必要があるし、シャシー面でもっと頑張る必要がある。僕たちは改善しなければならないことはわかっているし、疑う余地のないことだ。隠すことはできない」「でも、同時に僕たちは日曜日に良い仕事をしているし、チームとしてできる限り多くのポイントを獲得している」マクラーレンは上位勢と比較してペースが不足しているが、ポイントを獲得できるチャンスを最大限に生かしていると言う点でポジティブなスタートを切っているとフェルナンド・アロンソは考えている。マクラーレンはまだ今シーズンQ3進出を果たしていないが、フェルナンド・アロンソはオーストラリアで5位、バーレーンと中国で7位入賞を果たし、ドライバーズランキングでニコ・ヒュルケンベルグと同点の22ポイントを獲得して6位。コンストラクターズ選手権ではマクラーレンがルノーを上回っている。「日曜日には様々な理由から僕たちは結果を残している。ちょっとした幸運もあるし、優れた戦略、ピットストップによる結果もある」「今のところは素晴らしい日曜日を過ごしているけど、僕たちはクルマを改善させ続ける必要がある。僕たちはまだトップグループにはいない」F1中国GPではポイント圏外の13位でフィニッシュしたチームメイトのストフェル・バンドーンも、レッドブルウの勝利はマクラーレンがもっと良い仕事をする必要があることを示していると認める。「今年、僕たちは言い訳することはできない」とストフェル・バンドーンはコメント。「レッドブルはレースに勝つことができることを示している。やらなければならない仕事はたくさんある。良い仕事ができるかは僕たち次第だ」