マクラーレンは、フェルナンド・アロンソが2018年にル・マン24時間レースを含めたFIA 世界耐久選手権にトヨタから参戦することを発表した。マクラーレンとフェルナンド・アロンソは、F1がプライリティだということで合意している。そのため、F1アメリカGPと日程が衝突する10月21日の富士6時間レースは欠場することになる。
フェルナンド・アロンソは、キャリアの最終目標として、F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レースの世界3大レースで“3冠”を達することを掲げている。昨年末にはFIA 世界耐久選手権(WEC)のルーキーテストでトヨタのLMP1カーをテストしていた。フェルナンド・アロンソ「僕はモナコGP、インディ500、ル・マン24時間レースというモータースポーツの“3冠”を達成したいという目標を隠してはこなかった。僕たちは去年インディに挑み、間近だったけど、逃してしまった。今年、マクラーレンのおかげでル・マンで勝つためにレースをするチャンスを得ることができた。大きなチャレンジだ。うまくいかない可能性は高い。でも、僕は準備はできているし、戦いを楽しみにしている。WECでのレースへの取り組みは優れた理解とマクラーレンとの強力な関係によって可能になった。彼らが耳を傾けて、これが僕にとってどのようなものかを理解してくれたことをとても嬉しく思う。この挑戦はマクラーレンとの僕のメインの目標であるF1の価値を落とすことは決してない。2018年の僕の目標はすべてのグランプリで競争的であることだ。僕たちはその達成に近づいていると確信している」ザク・ブラウン (マクラーレン エグゼクティブディレクター)「フェルナンドがル・マン24時間レースに出場することを望んでいたことは秘密ではない。そして、我々の組織の全員が、フェルナンドのようなモチベーションが高く、ハングリーでハッピーなワールドクラスのドライバーはF1のどのチームにとっても大きな資産であると感謝している。昨年、我々はモナコGPではなく、インディ500でフェルナンドとレースをすることを合同で決定した。しかし、我々は常にそれぞれの機会をケースバイケースで検討すると言ってきたし、我々のどちらも2018年の中核的なプライオリティはF1で成功することであることをわかっている。マクラーレンでのフェルナンドのように、我々はレーサーであり、我々のチームはスポーツの様々なカタチで成功し、競争する勇敢なヘリテージを築いている。同様に重要なことは、F1というナンバー1の目標を損なうものではないという自信だ。適切な評価をして、我々はこのキャンペーンがそうならならず、マクラーレンの最高の利益が勝ると満足している」関連:【WEC】 トヨタ、フェルナンド・アロンソを8号車のドライバーに起用
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