フェルナンド・アロンソは、ルノーのF1パワーユニットを搭載する2018年のマクラーレンは大幅に競争力を向上させると考えており、ホンダとの過去3年間のマクラーレンのことは“早く忘れてほしい”と語った。2015年に3度目のワールドチャンピオン獲得を目指してフェラーリから新生マクラーレン・ホンダに移籍したフェルナンド・アロンソだったが、過去3年間で優勝はおろか表彰台にする近づくことができなかった。
マクラーレンは昨シーズン限りでホンダとのパートナーシップを早期に解消し、今年からルノーのカスタマーエンジンを搭載する道を選んだ。2月23日には2018年F1マシン『MCL33』を発表。その数日前にはシェイクダウンテストも実施すると報じられている。2018年のマクラーレンについてフェルナンド・アロンソは「過去3年間のことは早く忘れてほしいと思う」とコメント。「今年の僕たちの戦いは完全に異なるものになると思う。ルノーのパワーユニットに切り替えることで僕たちはかなりの競争力を発揮できるはずだ。僕はそう信じている」「新しいマシンの準備はあらゆる部分でこれまでよりはるかに期待が持てそうだ。僕たちの新しい年に向けての期待はとても高い。チーム内のムードも完全に別物になっている」今週末、フェルナンド・アロンソはF1シーズンに先駆けて、アメリカでデイトナ24時間レースに参戦する。「準備のための方法のひとつだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「1月と2月はいつもシーズンに備えてトレーニングキャンプを行って、フィジカル面の準備をしている。ウエートやゴムを使って首を鍛えたりね」「今年はそれらの筋肉を鍛えつつ、クルマに乗ってレーシングスピリットに身を置いて、世界で最高のレーサーたちと戦う機会を得ることだできた。F1のシーズンに向けていい準備になるし、いいウォーミングアップになると思う」「僕がこうしているのはレースが大好きで、競争が大好きだからだ。そのようなレースや競争がデイトナ・スピードウェイのような象徴的で有名な場所で行われるのであればさらに魅力的だ」 「デイトナ24レースでまだ空いているシートはないかなとザクに言ったのは僕だ。10分後には準備が全部終わっていたけどね」今回のフェルナンド・アロンソのデイトナ24時間レースへの参戦は、将来的なル・マン24時間レースへの準備だとの見方が強い。昨年11月にトヨタのLMP1カーをテストしているアロンソは、早ければ今年のル・マン24時間レースにトヨタから参戦する可能性もある。ル・マン24時間レースについてフェルナンド・アロンソは「それは僕がやってみたいことのひとつだ」とコメント「僕は世界のベストレースで戦いたいと思っているし、ル・マンはトップレースのひとつだ。いつか出場したいと思っている。それが今年になるかどうかはまだこれから話し合わなければならない」「プロトタイプのクルマでは新しい経験が本当にたくさんある。夜間のドライビング、トラフィックの中のドライビング、ドライバー交代などね。一度、今週末のデイトナのような経験をしておけば、いつかル・マンに行った時に初めてではなくなるし、かなり大きな助けになると思っている」世界3大レースでの“3冠”を目標に掲げるフェルナンド・アロンソにとって、もうひとつ制さなければならないのは、昨年挑戦したインディ500となる。フェルナンド・アロンソは、F1でワールドチャンピオンを獲得することが最優先であるため、今年は可能ではないが、インディ500は必ず再挑戦したいと語る。「2018年は無理だし、はっきりとした目標はないけど、絶対にもう一度やりたい。F1にいるうちは難しいだろうね。いつもモナコと日程が重なっているからね」「F1を離れたらまた挑戦したい。素晴らしい雰囲気、素晴らしい週末だったし、もう一度あの瞬間を味わうことが目標のひとつだ。できるだけ近いうちにね」フェルナンド・アロンソは、シャーロットで行われたNASCARのメディアツアーで7度のNASCARカップチャンピオンのジミー・ジョンソンと対面した。「初めて彼の名前を聞いたのは、たぶん2003年か2004年くらいにNASCARのビデオゲームをやった時だったと思う」とフェルナンド・アロンソはコメント。「よくプレーヤーに彼を選択していた。彼のことも名前も知らなかった頃にね。クルマだけで選んでいたんだ。全車を見てね。一緒にプレーしていた友達の1人は、あるチョコレートメーカーのクルマがお気に入りだった。名前は言わないけどね」「彼はそのクルマを選び、僕はジミーのクルマを選んでいた。もちろん、彼は長年にわたってモーターレースをして成功を収め、僕らのスポーツのレジェンドになったんだから、すごく尊敬しているよ」しかし、将来的にNASCARに転向する可能性は低いだろうとフェルナンド・アロンソは認める。「NASCARはドライビングテクニックが異なる非常にユニークなシリーズだ。トラフィックマネジメント、習得しなければならない戦略、ドラフト、プッシュ、ラインの移動など、NASCARでレースをする場合にその種のスキルは僕にはない最大のことだ」「多くの経験が必要になるだろうし、何年もかかるだろう。今のキャリアでは難しいかもしれない」「NASCARをテストして気分を味わうことができれば素晴らしいだろう。走ってみれば、レースを楽しめるかどうかわかるだろうね。外から見ていると楽しいレースだけど、中から見ればまったくの別物だと思う」
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