フェルナンド・アロンソは、ホンダとの不遇の3年間を終え、マクラーレン・ルノーとしての2018年の新しいチャレンジに集中できることを嬉しく思っていると認める。2015年にF1復帰したホンダと組んでチーム史上最低となるコンストラクターズ9位という成績で終えたマクラーレンは、2016年に6位へと上昇したものの、ホンダがF1パワーユニットを一新した2017年は競争力と信頼性不足に苦しみ、再びコンストラクターズ選手権9位へと転落。
数カ月間の交渉の末、マクラーレンとホンダは2017年シーズンをもってパートナーシップを解消することに合意。マクラーレンは2018年からルノーのF1パワーユニットを搭載することとなった。しばしば、ホンダのパワーユニットを声高に非難していたフェルナンド・アロンソは、フラストレーションを抱えたシーズンを終えて、2018年にフレッシュなスタートを切ることを楽しみにしていると語る。「当然、シーズンが終了し、期待を満たしていないときは、ページをめくって、次の目標に向かうことができるのはいい気分だ」とフェルナンド・アロンソは RACER にコメント。「来年には明らかに高い期待、異なる目標を持っている。冬の間のクルマの設計や哲学も異なるものになる」「多くのことが進行しているし、その全てがかなり期待を持てるものになっている。だから、やっとシーズンが終わって嬉しいし、僕たちは2018年に完全に集中できる」マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、舞台裏で多くの進歩が遂げられていると語る。「ハッピーかそうでないかは重要ではない」とエリック・ブーリエはコメント。「シーズンは終わったばかりだ。我々は今シーズンも多くのポジティブなことを得ることができた。もちろん、ランキングやコース上での成績ではなくね。我々は多くの分野で改善することができた。非常に骨の折れることだった」「実際、ワークショップでは現在より多くの作業が行われているし、来年は別の一年になる。フェルナンドが言ったように目標がある。ハッピーかアンハッピーかは重要ではない」「2017年のチャプターが終わり、来年のチャプターに取り組んでいくだけだ」
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