フェルナンド・アロンソは、2018年にトヨタとFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦するかもしれないとの噂について多くを語ろうとはしないが、マクラーレンでのF1と並行してスポーツカーで走ることに“強い関心がある”と認めた。先週の日曜日、フェルナンド・アロンソは、バーレーンで開催されたWECルーキーテストでトヨタ・TS050 ハイブリッドをテスト。世界3大レースでの“3冠”達成を実現するためにトヨタからル・マン24時間レースに参戦すると広く噂されている。
今月初め、BBC は、フェルナンド・アロンソがトヨタとル・マン24時間レース参戦について事前合意に至り、さらにF1と日程が衝突しない他のWECレースにも参戦する可能性があると報じた。より広範なWEC参戦に興味を持っているかと質問されたフェルナンド・アロンソは、そのように報じられるまでは“考えていなかった”と語った。「整理してみる必要がある・・・きちんとカレンダーを見てみなければならない」とフェルナンド・アロンソは Crach.net にコメント。「素晴らしいだろうね。たぶん。強い関心があるよ」WECは、ル・マン24時間レースを最終戦とするべき、来季は2019年6月のル・マンまでの“スーパーシーズン”として開催される。F1カレンダーが発表されている2018年だけに絞れば、スパ、シルバーストン、上海の3戦に参戦可能となる。マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、推測についてコメントするつもりはないとしつつも、フェルナンド・アロンソのレースへの意欲を認める。「彼はフルシーズンを戦うことはできない。それに“スーパーシーズン”によって実際にル・マン以外で走れるのは3戦だけだと思う」とエリック・ブーリエはコメント。「もちろん、我々全員がフェルナンドが毎週でもレースをしたと思っていることは知っている」「我々は、彼がいつかル・マンで走りたいと思っていることを知っている。これまでのところ、正式なリクエストはない。問い合わせはない」「だが、私は噂についてはコメントできない」