マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1アメリカグランプリでのパフォーマンスは“抜群”のものだったと考えており、ハワーユニットが故障するという自分の運のなさを信じられなかったと述べた。F1アメリカグランプリでフェルナンド・アロンソはQ3進出を果たして8番グリッドからレースをスタート。レース前半はエステバン・オコンとカルロス・サインツと6位を争っていたが、MGU-Hの故障によってリタイアを余儀なくされた。
フェルナンド・アロンソが最後にポイントを獲得したのは第11戦ハンガリーGPであり、この6戦では4回のリタイアを喫している。フェルナンド・アロンソは、マクラーレンの最近の向上を考えれば、もっと多くのパフォーマンスを獲得できていたはずだと語る。「前にも言ったけど、シンガポールでの失われた機会、マレーシアでのエンジン問題、鈴鹿でのグリッドペナルティによる最後尾スタート、6ポイントを犠牲にした今回のリタイアがあり、そしてメキシコではエンジンを交換しなければならず最後尾スタートになるので、現実的に僕たちは25~30ポイントを失ったということになる」とフェルナンド・アロンソはコメント。「でも、自分の週末には満足している。今週末の僕たちのレベルは予選でもレースでも抜群だったし、ここ数週間もそうだったと思う。チャンピオンシップのポジションはそれを反映していない。僕にとっては12位か17位かに大きな違いはないけどね。功績を考えればはるかに上位だったはずだ」「問題がなんだったのかはわからない。パワー不足を感じて、レースを最後まで走れるかどうかわからなかった。結局、終えられなかったし、エンジンが壊れた。ブラジルとアブダビでフレッシュなエンジンを得るためにこれからメキシコにむけて新しいパワーユニットを積まなければならない。またレースを最後尾からスタートしなければならないし、ポイントを獲得するのはとても難しいだろう」「もちろん、今はすべての焦点を2018年に注いでいるけど、チームのチャンピオンシップでのポジションを改善するために残り3戦ではできるだけ多くのポイントを獲りたい。でも、僕たちはそのひとつを最後尾からスタートする。他でポイントを獲得できることを願おう」フェルナンド・アロンソは、リタイアするまでマクラーレン・ホンダがフォース・インディアとルノーと戦えたことに驚いたと認める。「スタートはロケットのようだったよ! すぐにカルロスを抜いて、オコンに接近したけど、1周目の残りではポジションを守ることに費やされてしまった。その後、ポジションは少し安定したし、僕たちは余裕でポイントを獲得できたと思う。予想よりも競争力のある週末だったし、それはポジティブなことだけど、ポイントを獲得できず残念だ」「エンジンがパワーを失ったと感じたときは、信じられなかったよ。鈴鹿では最後尾からスタートして15~16番手を走っていたけど、何も起こらなかったし、エンジンは完璧に走っていた。ここでは7番手を走っていてエンジンが故障した。自分の運が信じられないよ・・・」
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