マクラーレンは、フェルナンド・アロンソとの2018年の契約を締結した場合、デイトナ24時間レースへの参戦を許可することになるかもしれないと報じられている。今シーズン末で現行契約が満了するマクラーレンとフェルナンド・アロンソは、現在、契約の詳細を詰めている段階にあるとされており、フェルナンド・アロンソが2018年もマクラーレンに残留することは確実だと考えられている。
そして、最新の噂では、フェルナンド・アロンソが2018年もマクラーレンに残留する場合、1月にアメリカのフロリダ州で開始されるデイトナ24時間レースに出場することになるかもしれないと報じられている。フェルナンド・アロンソは、F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間の“世界3大レース”で“3冠”を達成することが目標だと何度も口にしており、今年はモナコGPを欠場してインディ500に挑戦。結果は残念ながらリタイアとなった。フェルナンド・アロンソは、2018年のル・マン24時間レースへの挑戦に関心を示しており、マクラーレンもアロンソのル・マン参戦を容認することになると報じられている。実際に過去にポルシェからル・マン24時間への参戦が決まりかけていたフェルナンド・アロノソだが、そのときは当時のチーム代表ロン・デニスによって却下されている。だが、そのポルシェは今シーズン限りでWECから撤退。トヨタの継続も不透明となっており、2018年にル・マン24時間レースに出場してタイトルを狙える可能性は低いと考えられている。そんな中、フランスの Auto Hebdo は、フェルナンド・アロンソが2018年もマクラーレンに残留した場合、デイトナ24時間レースに出場することになるかもしれないと報道。デイトナ24時間レースは、ル・マン24時間やスパ・フランコルシャン24時間とともに“世界3大耐久レース”のひとつに数えられている。スペインの El Mundo Deportivoも「レースには素晴らしい歴史があり、F1シーズンが始まる前の1月に開催される」とし、フェルナンド・アロンソが出走する可能性がありそうだと示唆している。このような噂が報じられるのは、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンが、デイトナ24時間レースに出走するユナイテッド・オートスポーツを設立したことも背景にあるかもしれない。デイトナ24時間レースに関しては、昨年までマクラーレン・ホンダでフェルナンド・アロンソのチームメイトを務めていたジェンソン・バトンもアキュラ/ペンスキーから参戦する可能性が報じられており、元チームメイト同士の他カテゴリーでの戦いが実現するかもしれない。2018年のデイトナ24時間レースは、1月27日(土)~28日(日)に開催される。
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