フェルナンド・アロンソは、マクラーレンとの将来を決めるために2018年のF1エンジンの計画についてルノーと話したいと述べた。マクラーレンは15日(金)、ホンダとのパートナーシップを解消し、2018年からルノーのF1パワーユニットを使用することを正式発表した。マクラーレンのルノーへのパワーユニットの変更は、今シーズン限りで現行契約が期限を迎えるフェルナンド・アロンソを説得する鍵だとみられてきた。
しかし、フェルナンド・アロンソはまだルノーに関する情報は持っていないと述べた。「ルノーがどのようなことを予想しているか、来年のためにどのような改善を計画しているかについてのデータは持っていない」とフェルナンド・アロンソはコメント。「このレースが終わったら、彼らの計画についてもっと知るために彼らに連絡を取りたい。そこから決断するつもりだ」「チームにとて良い動きなのか悪い動きなのかは決してわからない。でも、マクラーレンがホンダと決別してルノーに行くときだと考えたのであれば、それは彼らが来年について良い情報を持っているからだと思う」「マクラーレン全員がいるべき場所だと感じている表彰台やチャンピオンシップを争える場所に再び戻れることを願っている」ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、マクラーレンは数日前からルノーのデータで作業をしていると述べているが、フェルナンド・アロンソはまだそれを見ていないと語る。「いいや、僕は情報を持っていない」とフェルナンド・アロンソはコメント。「僕も今日皆さんが見たニュースを受け取ったばかりだ」「シンガポールの後、プロジェクト、ルノーのエンジン、来年の予想についてもう少し詳しく知りたいと思う。今は何もわからないからね」マクラーレンは、ホンダのF1エンジンで厳しい3シーズンに耐えてきたが、フェルナンド・アロンソはルノーへの転換によって必ずしも成功が保証されているわけではないと語る。「それがチームにとって良い動きなのか悪い動きなのかどうかは決してわからない」「マクラーレンにとって、来年も良いトラックや悪いトラックはあるだろう。でも、ここから3月までの間にクルマは劇的に変化していくし、プロゲクトも劇的に変わっていく。各チームがどうなるか見てみなければならない」関連:・マクラーレン、ルノーとのF1エンジン契約を正式発表・マクラーレンとホンダ、パートナーシップ解消を正式発表