フェルナンド・アロンソは、F1中国GPでの苦戦を改めて強調。すぐに後退することになるので、1周目をどの位置で終えるのかは重要ではないと語った。プレシーズンテスト以降、フェルナンド・アロンソはマクラーレン・ホンダ、特にエンジンサプライヤーのホンダへの不満を露わにしており、中国でも、週末の不安定な天候がアドバンテージになるとの見方を退けている。
唯一のアドバンテージはスタートかもしれないが、フェルナンド・アロンソはレースが始まるとすぐに攻撃されることになるだろうと語る。「予選の1周目で4番手だったとしても、2周目には7番手、3周目は11番手と後退し続けていくだろう。それはレースでも同じだ。ストレートで僕たちは抜かれるからね。でも、それが僕たちがいつもいる同じポジションだ」「僕たちは木曜日にそう言っていたし、今日も話している。それは明日もバーレーンでも同じだろう」マクラーレン・ホンダは、中国に変わった形状のTウィングを含めて“30個の新パーツ”を持ち込んでいるが、フェルナンド・アロノソは、クルマのパフォーマンスにはほとんど違いはないと語る。「誰もが新しいTウィングについて話しているけど、あれはクルマのパフォーマンスに最も影響を及ぼさないものだ。人々は非常に視覚的なものが好きだけど、あってもなくても違いはない。重要なものはクルマの中に隠されているし、今日はそれを試すことができなかった」「明日のFP3では信頼性問題によってそれらを試すことはできないだろう。予選とレースにむけて持っているものを失わないようにする必要があるからね。仕方ないことだ。幸い、僕はトラックのことをよく知っているし、クルマとタイヤもわかっているので、このまま予選に突入しても問題はない」アロンソが言及しているのは、ストフェル・バンドーンが上海で搭載したコンプレッションが改良されたターボとMGU-Hだ。マクラーレン・ホンダ:楕円形状のダブルTウィング