フェルナンド・アロンソは、2015年と2016年にフェラーリにF1世界選手権に勝つ能力がないことはわかっていたとし、マクラーレン・ホンダに移籍することは価値のある挑戦だったと語る。「僕はいつもフェラーリの幸運を願っている。実際、僕たちはその夢にさえ届いていないしね。でも、2015年と2016年にフェラーリが勝てないことはわかっていた。なので、僕はマクラーレン・ホンダという挑戦を受け入れた」とフェルナンド・アロンソは Marca にコメント。
2010年にフェラーリに加入した際、フェルナンド・アロンソは初レースで優勝、その年に4勝を挙げてわずか4ポイントでチャンピオンを逃した。2012年と2013年にも6勝を挙げて2位だったが、2014年にフェラーリはレースに勝つことができなかった。フェルナンド・アロンソとフェラーリのマネジメントとの関係は壊れていた。そして、フェラーリは、ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長を更迭し、セルジオ・マルキオネが率いる新たなマネジメントを構成。フェルナンド・アロンソはチームを離れた。マクラーレン・ホンダに移籍して以降、フェルナンド・アロンソはそれよりもはるかに厳しい立場でレースを戦っている。だが、フェルナンド・アロンソは「マクラーレン・ホンダはチャンピオンになれると思っていなければ、ここには来なかった」と繰り返す。「もうひとつのタイトルを獲得するための最終期限はない。誰もが多くのチャンピオンを獲得したいものだ」「結局、重要なことは、ファンやF1の人々、チームの責任者やドライバーに評価されていると感じられることだ。長い間、エリートに留まることの鍵は、自分を見失わずに一貫していることだ」
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