フェルナンド・アロンソは、F1イギリスGPの決勝レースで、マクラーレン・ホンダがチームが戦略面で違う“何かを思いつく努力をする”べきだったと考えている。 ピットストップのタイミングで不必要にポイント圏外に脱落したと感じたフェルナンド・アロンソは、チームに不満をぶつけていた。
シルバーストンの気まぐれな天候にもかかわらず、大半のチームが似たような戦略を採油し、5周目あたりでウェットからインターミディエイトに交換し、15周から18周の間にスリックへ履き替えていた。フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダはチャンピオンシップ争いをしていないのだから、戦略でもっと賭けに出てもいいはずだと主張している。 何か違うことができたのではないかと質問されたフェルナンド・アロンソは「何か思いつくこともできたはずだ。僕たちはチャンピオンシップを戦っているわけじゃないので、もっと早く、もしくは遅くにピットインするとか、何かを試してポジションをいくつか上げられたはずだ。でも、それに対応するのがちょっと遅かった。これが現状だ。このようなレースはいつもすごく複雑だからね」とコメント。「このようなコンディションでは1周走っている間に、ヒーローからゼロへと状況が急変することがある。1周早くピットストップしていたら、たぶんそのラップを走り切れなかっただろう。僕たちにできることはしたと思うけど、ピットストップでポジションを落としている。だから、それについてはあとで確認する必要がある」さらにスピンによってターン2でコースアウトしたことが、意気込むフェルナンド・アロンソの助けにはならなかった。このコーナーではレースに優勝したルイス・ハミルトン(メルセデス)を含む数人のドライバーが引っかかっている。「今日は12位および13位という結果に終わったので、誇れるものはあまりない。これが現状だ。レース中に、ポイントをいくつか獲得できるのではないかと感じた場面があった。フェリペの後ろで懸命にプッシュしていたときのことだが、オーバーテイクするには困難な状況だった。だからターン1やターン2のような通常のオーバーテイクポイントじゃない場所を考えなきゃならない。でもそこでコースアウトしたからね」 「誰かとバトルしている時は難しい。予選は一人だからコーナーで最大限を引き出せるからまだいいけど、レースでは厳しいだ。ある意味では前進していると思うし、前よりコンペティティブにウィリアムズやフェース・インディア、そしてトロ・ロッソと戦うこともできた。それは良いニュースだね」
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