フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダには2016年にコンストラクターズ選手権4位を獲得しつつ、2017年に要求される大幅な変化に集中するポテンシャルがあると考えている。昨年、史上最悪となるコンストラクターズ選手権9位で終えたマクラーレンだったが、今シーズンは進歩を果たし、現時点では7位につけている。4位のウィリアムズからは57ポイント差だ。
フェルナンド・アロンソは、どこかの時点で2017年の開発に完全に集中する必要があることを考えれば、それがチャレンジだとは認識しているものの、今年マクラーレン・ホンダが、メルセデス、フェラーリ、レッドブルに次ぐ4番手になれない理由はないと考えている。マクラーレン・ホンダが4位でシーズンを終えることはできるかと質問されたフェルナンド・アロンソは「僕はそう思っている。いくつかのサーキットでは僕たちはより競争的になれると思う」とコメント。「でも、来年のレギュレーション変更には、今年のクルマをどれくらい開発するかにいくつか密接な関係があるので、異なる状況だ」「ノーマルな状況であれば、僕たちは改善を続けて、トップ3チームの近くでフィニッシュできるかもしれない」「でも、来年のレギュレーションはやらなければならない仕事を必要としているし、全てのチームが今年のクルマの開発を止めて、シーズン後半にはこのパフォーマンスレベルが動くことはないかもしれない」「でも、僕たちは明らかに成長している。僕たちは今年、自分たちをますます競争的にしていく多くのことを取り入れて、正しい方向に進んでいる。「メルセデスを倒したいならば、それは僕がいくつか決定した過去2年間のメインの目標だけど、僕は正しい場所にいるし、正しいタイミングであることを願っている」フェルナンド・アロンソは、マクラーレンには、今年と来年という2つの面で開発を続けていくための財政面とマンパワーに関してのリソースがあると考えている。「確かに、燃料、パワーユニット、クルマのメカニカル面などのいくつかの点で、今年と来年のアドバンテージになるエリアはある」「僕たちはそれら2つのことを統合する必要があるし、今年のコンストラクターズ選手権を出来る限り高い位置で終えることも重要だ」「今年を完全にストップできいるというわけではないので、僕たちは両方のことをしようとしている」「僕たちはビッグチームだし、同時に両方のことをすることができる」