フェルナンド・アロンソは、新生マクラーレン・ホンダの今後の展開に自信を示している。初年度は散々なシーズンとなったマクラーレン・ホンダだが、2年目はパフォーマンスを改善させており、CEOのロン・デニス、レーシングディレクターのエリック・ブーリエともに強くのコメントを口にするようになった。
「エリックのコメントはかなり楽観的だったし、最近のチームはとても楽観的だ。ロンはメルセデス後に勝つのは僕たちだと言っている。彼らはボスなので、僕は彼らに同意しなければならないよね!」とフェルナンド・アロンソはコメント。「ロンが言っていることは、彼が感じていることだし、彼に同意するつもりだけど、来年のレギュレーションが競争力の面で状況をどのようにミックスするかを知るのは難しい」「僕はこのプロジェクトが正しい方向に進んでいるのを目にしている。昨年は多くの困難を経験したし、僕たちは平均以下だった。僕たち全員が状況がもっと良くなることを望んでいた」「今、僕たちは期待以上の状況だし、結果が見えてきて、結果に触れ始めている。僕たちはより競争的だと感じている」「さくらやワーキングの舞台裏では全てが有意義だし、全ての状況をよく把握しているので、このプロジェクト、そして、メルセデスの支配をいかに止めるかという点で、今は一年前よりも自信を持っている」だが、フェルナンド・アロンソは決して浮き足っているわけではない。「僕たちは現実的でいなければならないと思うし、地に足をつけていなければならない。明日、トラックでクルマに乗って、自分たちがどれくらい競争的かを見てみるつもりだ。去年はいくらか期待を持ってここにやって来た。ここはパワートラックではないからね。でも、僕たちは期待していたほど競争的ではなかった」「メルセデスはかなり強いし、レッドブルもとても強い。フェラーリも競争的だろうし、僕たちはそのグループのクルマの近くにいることを確認する必要があるし、そのどこか、もしくは彼らの後ろにいることができれば、僕たちにとっては良い結果だ」