フェルナンド・アロンソが、2016年のF1プレシーズンテストでのマクラーレン・ホンダの状況を振り返った。フェルナンド・アロンソは、8日間のテストで333周を走り込み、総合タイムでは15番手となる1分24秒35をソフトタイヤで記録した。昨年のプレシーズンテストと比較すると信頼性面では大きな進歩だが、フェルナンド・アロンソは、2016年のマクラーレン・ホンダのパフォーマンスについてはまだわからないと語る。
フェルナンド、マクラーレンはここ数日間で多くのマイレージを重ねることができましたね。信頼性への懸念はもう過去になったという兆候でしょか?そうだね、後半はずっと良くなった。先週は1日を逃してしまったけど、今週はここまでほぼトラブルフリーと言えるし、それはとても有望なことだ。先週、僕たちはクルマのデザイン面でいくつか新しいコンセプトを持ち込んだので、もっと理解を深めるためにもクルマでマイレージを重ねることがかなり重要だった。一方、パワーユニット面では僕たちはいくつか基本的な変更をしなければならなった。昨シーズン、僕たちはシーズン中に11〜12基を使っていたからね。それは受け入れがたいことだった。もうそれは繰り返せない! なので、ここまでの今週の発展状況については満足している。もちろん、僕たちのパフォーマンスレベルは、オーストラリでわかるようになるだろう。今は何も言うことができない。毎日、異なるタイヤ、異なる燃料量だし、きちんとラップタイムを読み取ることは不可能だ。なので、メルボルンでのレースを楽しみにしている。4時、同じタイヤ、同じ燃料搭載量 - そのあと、全員がどの位置にいるか見てみよう。昨シーズンのメインの問題はパフォーマンスと信頼性不足でした。現在、その2つの問題についてはいかがですか?まあ、僕たちはかなり多くの周回を走り込んでいる。それは冬の間に僕たちがとても懸命に作業をしてきたことを示しているし、少なくとも信頼性は大幅に良くなっている。少なくともそこには満足している。パフォーマンス面ではちょっとスタンバイ状況だ。トップタイムに手が届きそうなときもあれば、到達できないように思う日もある。他の全員のパフォーマンスにはちょっと混乱するよね。僕たちにはまだやらなければならない作業がたくさんあると思っているし、そのあとでパフォーマンス面でどれくらい近づいているか期待することにしよう。またやらなければならない多くの作業があると言いましたが、どれはどのエリアに当てはまりますか?パワーユニット面は関しては、次のエンジンのステップは今後のレースで発揮されるだろう。それに加えて、シャシー面でもクルマのリアの再設計のような多くのことをテストしたいと思っている。僕たちはまだそのエリアのポテンシャルを最高に生かす方法を学んでいるプロセスにいる。去年、タイヤはチャンピオンシップで重要な役割を演じました。2016年もそれは当てはまりますか?タイヤ面では大きな変化はない。確かにウルトラソフトタイヤがあるけど、ここ2年間のシナリオをほとんど変わりはないと思う。去年はほとんど走行できませんでしたが、今シーズンは例えばフィジカル面など異なる準備はしなければなりませんでしたか?冬の間にフィジカル面の準備はかなりやってきたし、チームと一緒に一流の作業をしてきた。とてもモチベーションは高い。チャンピオンは争えないかもしれないけど、たとえどのポジションを戦うとしても、ベストシーズンにしたい。ここまでクルマで知ったことに基づいて、あなたやジェンソン・バトンは今年表彰台に到達する可能性はあると思いますか?この段階でそれを言うのは難しい。そうは言っても、どうして不可能だと考える? モチベーションは高いし、オーストラリアで再びリアルなレースをすることを本当に楽しみにしている。チャンピオンシップは21戦と非常に長いし、このマラソンのコースはかなり多くのことが起こり得る。僕たちにチャンスがあることはわかっている。今シーズンはあらゆるチャンスを生かして、それを最大にする準備を整えている。クルマには高いポテンシャルがある。なので、表彰台が手の届く範囲にあったら頑張るよ!