フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダには日曜日のF1イタリアGPで何かを達成できる望みはないと感じている。ホンダのパワーユニットは、モンツァでライバルよりもストレートで10mph遅く、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンともにQ1でノックアウトとなった。レースへの望みを聞かれたフェルナンド・アロンソは「いいや、何もないよ」とコメント。
「スパで起こったように、スタートでクルマをオーバーテイクしたり、ペナルティによって彼らの前からスタートしても、1周目に抜かれてしまうだろう。さらにフラストレーションは多くなる」「何も変わっていないよ。僕たちは自分たちのレースをするし、クルマについて学び、出来る限り高い位置でフィニッシュすることを目指していく」「最高の状況ではないけど、現時点で僕たちにはまったく競争力がないので、残念ながら、それが現実だ」「僕たちが言っていることがちょっとくどいのはわかっている。僕たちはQ1で敗退しているし、とても遅いので、かなりネガティブなことだ」「僕たちは、チームの全員がそこにフラストレーションを感じるのは最後だということはわかっているけど、経験する必要のある期間なんだ」フェルナンド・アロンソは、モンツァでの今週末の走行データが、マクラーレンがストレートでどれだけ多くを失っているかを示していると考えている。「サーキットには6つのコーナーがあるけど、GPSではそれら6つのコーナーでコンマ6秒負けている」「残りはストレートで見い出す必要があるけど、ストレートでは、ステアリングホイールが真っ直ぐな状態でフルスロットルだ。そこで僕たちにできることはあまりない多くのパワーが重要だ」マクラーレンの両ドライバーは、すでに次戦F1シンガポールGPに集中している。マクラーレンは、マリーナ・ベイ・サーキットの低速でツイスティな特性ではより競争的だと考えている。「サーキットレイアウトに関しては、僕たちにとって最高のチャンスのひとつだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「僕たちが最後に競争的だったのはパワーの影響がかなり低いハンガリーだった」「シンガポールはパワーの影響が3番目に低いので、ポイント圏内に戻るチャンスがあるかもしれない」ジェンソン・バトンもシンガポールではトップ10フィニッシュできる可能性があると考えている。「明日はチーム全体にとって間違いなくタフな一日になるだろう。最も楽しいレースではないだろうね」「次戦では、今の僕たちの位置よりもずっと良いことを願っているし、ポイントを争って、違ったストーリーになることを願っている」関連:F1イタリアGP 予選:ルイス・ハミルトンが7戦連続ポールポジション
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