フェルナンド・アロンソは、エンジンと複数のコンポーネントを交換することによって合計で20グリッドの降格ペナルティが科せられる。フェルナンド・アロンソは、F1オーストリアGP開幕前日の18日(木)にすでにエンジンペナルティを受ける可能性があると認めており、初回セッションが実施された金曜日にマクラーレン・ホンダは、アロンソのクルマにいずれも5基目となる内燃機関(ICE)、ターボチャージャー、MGU-Hを搭載した。
ドライバーは、シーズンにつき4基までのエンジンコンポーネント使用が認められており、5基目に達すると10グリッド降格。さらに他のエレメントが5基目に達するごとに5グリッド降格が加算される。アロンソの場合、今回は3つのコンポーネントが5基目に達したため、合計して20グリッド降格処分を受けることになった。MGU-Kも新しいものと交換されているが、これはシーズン3基目のためペナルティを受けることはない。 グリッド降格ペナルティは予選結果に適応され、未消化分はレース中のタイムペナルティに換算される。 F1オーストリアGPの決勝で、フェルナンド・アロンソは、グリッド最後尾からスタートするだけでなく、レース中にタイムペナルティを受けることになりそうだ。 未消化のグリッド数に応じたタイムペナルティ・残りグリッド数が1〜5の場合:5秒ペナルティ(最終レースタイムに加算) ・残りグリッド数が6〜10の場合:10秒ペナルティ(最終レースタイムに加算) ・残りグリッド数が11以上の場合:ドライブスルーペナルティ
全文を読む