フェルナンド・アロンソは、バルセロナテストでの事故を受け、2015年シーズン開幕戦のF1オーストラリアGPを欠場する。マクラーレンは3日、フェルナンド・アロンソに怪我はないが、医師からクラッシュ後の安静を続けるようアドバイスされため、シーズン開幕戦に参戦しないと述べた。
マクラーレンは声明で「昨夜実施したものを含め、徹底したテストとスキャンを実施し、マクラーレン・ホンダのドライバーであるフェルナンド・アロンソの医師は、彼に医学的問題の症状はないと伝えた。負傷の証拠は見つからないので、神経学的、心臓的に完全に健康体であると判断した」と述べた。「しかし、フェルナンドの医師は、2月22日シルクイート・デ・カタルーニャでのテスト事故における脳震盪を受け、セカンド・インパクト症候群の機会を最低限にするため、前回の脳震盪後、さらなる脳震盪を起こしかねない環境リスク因子を当面の間できるだけ制限するべきだと推奨した。これは脳震盪を起こした運動選手を治療する際の通常の医療処置である」「具体的に、このような環境リスク要因を制限するため、担当医は3月13日、14日、15日に行われるオーストラリアGPに参戦するべきではないとアドバイスした」フェルナンド・アロンソは、退院以降は自宅で療養しており、すでに第2戦マレーシアGPに向けてトレーニングも再開しているという。なお開幕戦の代役はリザーブドライバーのケビン・マグヌッセンが務める。