フェラーリの会長を退いたルカ・ディ・モンテゼーモロは、2014年末でフェルナンド・アロンソがフェラーリを離れるだろうと話した。フェルナンド・アロンソのフェラーリ離脱はしばらく噂されているが、フェラーリとフェルナンド・アロンソのいずれも正式には認めていない。
フェルナンド・アロンソのフェラーリ離脱はしばらく噂されているが、フェラーリとフェルナンド・アロンソのいずれも正式には認めていない。フェルナンド・アロンソは、2015年にマクラーレン・ホンダへの移籍を考えているとみられてきたが、一方で1年間サバティカルをとって、2016年のメルセデス加入を考えているとの説もある。今週、ルカ・ディ・モンテゼーモロは正式にフェラーリ会長の座を退任。フィアットCEOのセルジオ・マルキオンネが後任に就いた。ルカ・ディ・モンテゼーモロは、自らが舵をとった23年間を振り返るテレビ番組で、フェルナンド・アロンソ離脱の噂さを認めている。「フェルナンドは2つの理由で去ろうとしている」とルカ・ディ・モンテゼーモロは RAI 1TV に語った。「一つは彼が別の環境を望んでいること。もう一つは再び勝利するのを待てない年齢にきていることだ」フェラーリ加入以来、33歳のフェルナンド・アロンソは、2005年と2006年にタイトルを獲得した記録を伸ばせないでいる。2010年と2012年は最終戦でセバスチャン・ベッテル(レッドブル)に競り負け、昨年もセバスチャン・ベッテルに次ぐ2番手だった。ルカ・ディ・モンテゼーモロは「彼はここ数年で勝てなかったことに落胆し、新たな刺激を望んでいる」と付け加えた。