フェルナンド・アロンソは、将来についての絶え間ない推測にうんざりしていると述べ、来季、フェラーリを去る意向はないと語った。2010年にフェラーリに加入したフェルナンド・アロンソは、2016年末までチームと契約を結んでいるが、ここ数年、苦戦を強いられていることもあり、他チームへの移籍がしばしば噂されている。
最新の噂は、マクラーレンが、新生マクラーレン・ホンダを率いるドライバーとしてアロンソに関心を抱いているというもの。しかし、フェルナンド・アロンソは、他チームへの移籍は検討していないと Sky Sports News に主張した。「去年の夏からたくさんの話があったけれど、僕の口からはフェラーリ離脱に興味があるなんて一言も話していないし、他のチームに行くなんて言ったこともない。噂だらけだし、それに動揺することはないけどど、ちょっとした緊張やストレスがあった」「ただ、ベストチームが公に興味を持っていると言ってくれるのは嬉しいし、誇らしいことだ。今のところ移籍するつもりはない。ここで勝ちたいし、数年前に僕たちが始めた仕事を仕上げたい。将来、何がもたらされるかはそのうちわかるだろう」フェラーリは、4月に元チーム代表のステファノ・ドメニカリが現職のマルコ・マティアッチと交代して以来、転換期にある。フェルナンド・アロンソは、マルコ・マティアッチがフェラーリの市販車販売部門から来たことには、ポジティブな面とネガティブな面の両方があると考えている。「彼は多くのことを変えようとしている。彼の良いところでもあり、悪いところでもあるのは、F1についてあまり知らない点だ。それはマシンの非常に細かいエリアを変えようとしているときにはネガティブだし、僕たちのライバルたちに比べて少し弱い部分だ。でも、彼がフレッシュなところからスタートし、新しいアイデアを持つのは良いことだ」