フェルナンド・アロンソは、2014年のF1レギュレーション変更が、レッドブルを捕えるための“最高の機会”を与えてくれると考えている。フェルナンド・アロンソは、F1シンガポールGPでも3戦連続でセバスチャン・ベッテルに次ぐ2位でフィニッシュしており、ポイントラインキングでの差は60ポイントに広がっている。
セバスチャン・ベッテルは、レッドブルとのタイトル4連覇にむけて進んでいるが、フェルナンド・アロンソは、新エンジンの導入を含めた2014年のレギュレーション変更が、差を埋めるための重要な機会を提供すると考えている。「大きなレギュレーション変更があるし、それは僕たちにとってギャップを縮めるための最高の機会だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「僕たちは2014年の望みに全ての力を注いでいく。来年はゼロからのスタートだ。完全にゼロだ」フェルナンド・アロンソは、フェラーリの2013年のタイトルへの望みは、ピレリがシーズン途中にF1タイヤを変更したことで狂ったと付け加えた。「僕たちは今年いい感じでスタートしていた。オーストラリアでは競争的だったし、予選ではそうでもなかったかもしれないけど、僕たちはロータスとともに非常にうまくタイヤを使っていた」「僕たちは中国で優勝したし、スペインでも優勝したけど、そのあとパフォーマンスをちょっと失ったように思う。特にピレリタイヤが2012年に戻ったときにね」「それがチャンピオンシップでのポイントだった。タイヤが変更され、僕たちはタイトルにさよならを言った」一方、現在の規約の熟練者であることを示したレッドブルは、2014年のF1のベンチマークチームとして留まることを当然のこととは考えていない。「来年はちょっとしたゲームチャレンジャーだ」とレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーはコメント。「パワーユニットは、パフォーマンスを識別する鍵になるだろうし、フェラーリ、メルセデス、ルノーの善悪が、パフォーマンスの序列に大きな影響を与えることになるだろう」「もちろん、現時点では誰もわからない。全員が適切なことをしていると思うが、落ち着くにはシーズン前半を費やすことになるだろう」