F1イタリアGPの予選でスリップストリーム戦術の失敗によってチャンスが損なわれたようにみられるフェルナンド・アロンソだが、フェラーリの予選戦術に満足していると述べた。フェラーリは、午前中のフリー走行でフェルナンド・アロンソがスピードを得られるようにフェリペ・マッサのスリップストリームを使う練習を繰り返した。
予選Q3でも、フェリペ・マッサがアロンソの前を走り、同じ戦略を採用した。だが、最後のアタックラップで、フェリペ・マッサがあまりに前を走り過ぎたことでフェラーリは計画を断念。フェルナンド・アロンソは無線で戦略への不満を示唆しているように聞こえた。最終的にフェルナンド・アロンソは、レッドブルの2台、ニコ・ヒュルケンベルグ、そしてチームメイトの後ろの5番手で予選を終えることになった。それでも、フェルナンド・アロンソは、全てスムーズに進んだと主張する。「完璧だった」とフェルナンド・アロンソはコメント。「(マッサ)が少し前にいる計画だったし、彼はストレートで僕を助けてくれた」「追加のコンマ数秒は彼のおかげだ」フェルナンド・アロンソは、メルセデスとロータスの前に出られたことは、フェラーリの予選の戦略に支えられていると述べた。「僕たちにとってとても良い予選だった」とフェルナンド・アロンソはコメント。「最終的にはそれほど良くない予選セッションだったけど、僕たちは上位のドライバーと戦っていた」「スパでおフィーリングは良かったけど、雨が降って、Q3はあまりうまくいかなかった」「今日の方が良かったし、上位で予選を終えられた」関連:F1イタリアGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション