フェルナンド・アロンソは、今週末のF1ドイツGPにおけるドライバーのボイコットの可能性を否定した。タイヤバーストが多発したF1イギリスGPのレース後、フェリペ・マッサはドライバーがF1ドイツGPでのレースをボイコットする可能性を除外しなかった。水曜日のスポンサーイベントで、フェルナンド・アロンソは、ニュルブルクリンクでもタイヤ状況が同じままであれば「走るのは不可能だっただろう」と同意した。
「僕たちはに二度と見たくないような状況を経験した」「もっと酷いことが起こる可能性だってあった。マーシャル、ファン、もしくはドライバーが命を落とすようなね」実際、F1イギリスGPのオンボードカメラでは、フェルナンド・アロンソが飛んでくるタイヤのデブリをかろうじて避けているシーンが示されており、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、フェルナンド・アロンソ自身が犠牲者になった可能性もあると考えている。「誤解しないでほしいが、フェルナンド・アロンソが(シルバーストン後に)家に帰れたのは本当に運がよかった」とクリスチャン・ホーナーは El Confidencial に述べた。フェルナンド・アロンソは「いくつか変更があると聞いているけど、誰もまたそれ(新しいタイヤ)を試していないので、いかなる予測もできない」とコメント。だが、ボイコットに関する話題については「僕たちはレースをしなければならない」と否定。「チーム、スポンサー、そしてファンのためにね」F1の株主は、ニュルブルクリンクのドリント ホテルで会合を開き、ドライバーを代表してニコ・ヒュルケンベルグが出席した。ニコ・ヒュルケンベルグは「今は、今週末にむけてなにも悪い感情はない」とコメント。会合にはFIAレースディレクターのチャーリー・ホワイティングも参加した。「我々にはピレリと同じデータがあるし、ここドイツではシルバーストンの繰り返しにはならないと思わせてくれる」とチャーリー・ホワイティングは述べた。フェラーリ、ロータス、フォース・インディアは、ケブラーベルトを採用したタイヤの導入を拒んでいたが、チャーリー・ホワイティングは、タイヤ変更による勢力図の影響はないと考えている。「大きな影響があるとは思っていない」とチャーリーホワイティグは述べた。「(ドニントでの会合では)まったく不満の声はなかった」関連:F1ドライバー、タイヤ問題が未解決ならドイツGPをボイコットも
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