フェルナンド・アロンソは、今年のチャンピオンを意識するのはまだ早いと考えている。現在、フェルナンド・アロンソは、2位のマーク・ウェバーに34ポイント差をつけており、今週末のF1ハンガリーGPの結果にかかわらず、首位のまま夏休みに入ることになる。フェルナンド・アロンソは、チャンピオンシップで力強い位置にいることは認めるが、3回目のワールドチャンピオン獲得の可能性について話すことは拒否した。
「シーズン前半に獲得したポイントという点では良いポジションにいると思うけど、まだ半分に過ぎない」とフェルナンド・アロンソはコメント。「10戦を終えただけだし、全員にとって同じチャンスのある重要なレースがあと10戦ある。トップ6間の差は、リカバーが不可能なギャップではない」「集中し続けて、毎週末、持っている最大限を発揮し続けなければならない。表彰台の可能性が可能だとわかるときもあれば、5位や7位のときもあるけど、ミスをしたり、後悔している余裕はない。結果を出し続ける必要がある。一貫性はあるけど、チャンピオンシップを考えるにはまだ早過ぎるし、現時点ではマクラーレン、レッドブル、ロータス、メルセデスといった誰もがチャンピオンシップ争いをしている」プレシーズンから序盤戦にかけて苦戦を強いられたフェラーリだが、フェルナンド・アロンソは、ムジェロテスト後のスペインGPに持ち込まれたアップグレードがターニングポイントだったと考えている。「バルセロナに導入した改善が大きかったと思う。最大のアップデートは主にマシンの空力面だった」とフェルナンド・アロンソはコメント。「最初の3〜4レースでは、クルマは期待通りではないことがわかった。バルセロナに到着したとき、全てがもう少し普通になったし、その時点からのアップデートはすべて微調整だった。でも、バルセロナのアップデートは作業するために全てを元に戻してくれた」