フェルナンド・アロンソは、F1マレーシアGPでの劇的な優勝にも「何も変ってはいない」と述べ、通常のコンディションで競争的になるためにフェラーリには大量の仕事があると語った。8番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、ウェットレースになったF1マレーシアGPで、セルジオ・ペレスの猛追をなんとか振り切って優勝を果たした。
フェルナンド・アロンソは、結果には喜んでいるが、フェラーリが問題を克服したわけではないと強調した。「今日は大きなサプライズだった」とフェルナンド・アロンソはコメント。「僕他はオーストラリアで競争的ではなかったと思うし、ここでも競争的ではなかった。目標はできるだけ多くのポイントを獲得することだったし、今日は25ポイント取れた。信じられない結果だ」「Q3での良い結果、そして今日の極端なコンディションでも落ち着いたままでいられたのは、チームにとって素晴らしい結果だ。チームにおめでとうと言いたい。彼らはこの勝利に相応しい」「現状はタフだけど、僕たちがこの日曜日を忘れないのは確かだろう」この優勝が、フェラーリに新たなモチベーションを与えるかと質問されたフェルナンド・アロンソは「正直、何も変ってはいない」とコメント。「僕たちが望んでいるポジションにはきていない。Q3進出のために戦い、ポイントを獲得するために戦っている。僕たちはポール、そして優勝を争いたい。最初の2レースで、僕たちのペースが遅れていることは僕たち自身もわかっている」「目標はあまり多くのポイントを失わないことだった。そして僕たちはまったくポイントを失わなかった。それはこの開幕2戦のポジティブなニュースだ。でも、中国、バーレーン、バルセロナは多くの材料があるし、チームはとても努力している」「僕たちはお互いを信頼しているし、この優勝は今後2日間はファクトリーで僕たちをとても喜ばせてくれるだろうけど、勝ち続けてたいという意思は変らない」終盤、セルジオ・ペレスに追い込まれたフェルナンド・アロンソは、フェラーリはまだ通常のコンディションではあまりに遅いと認めた。「一貫性に関しては快適だけど、僕たちの速さは十分ではない。ポジションを維持できたのはかなり幸運だった」関連:F1マレーシアGP:優勝はフェルナンド・アロンソ、セルジオ・ペレスが2位!