フェルナンド・アロンソは、フェラーリは、この2年にレッドブル・レーシングが経験したような成功を目指しており、そのために2012年F1マシンのデザインにリスクを冒すと述べた。今週、マラネロのガクトリーで2012年F1マシンの風洞モデルを見たというフェルナンド・アロンソは、フェラーリが来年は反撃できると確信していると語った。
「4日間マラネロで過ごして、マシンを見た」とフェルナンド・アロンソはマドリードで行われたサンタンデールの記者会見でコメント。「風洞バージョンしか見ていないので、待たなければならないけどね」「シーズンのこの段階では、僕たち全員が来年に向けて最高のマシンがあると考えるものだ。2月にマシンを実際にコースで走らせて、その結果を見てどれぐらい速いかを確認しなければならない」「はっきりしていることは、チーム全員の来年へのモチベーションはとても高まっているということだ。遅れを取り戻して、レッドブルがここ2年間得ていたような感触を得たいという気持ちがある」「フェラーリが過去10年間で勝利とチャンピオンシップを味わってきたし、僕たちは再びそれを望んでいる。メカニックからデザイナーまでが優位なマシンを得るために完全に集中しているし、大きな願望を抱いているという雰囲気を感じたよ」「だから僕は比較的穏やかだし、うまくいくと確信している。フェラーリには勝てるマシンを作れる力がある。最高のチームだと思っているし、失敗しないように必要なすべての詳細に気を配っている」フェルナンド・アロンソは、レッドブルがRB6からRB7に果たすよりも、フェラーリは2012年F1マシンでより大きなステップを遂げることができると考えている。「僕たちは上昇すると思う。レッドブルには非常に発展させたとても良いマシンがある。マシンを改善させることはできるし、彼らも改善させるだろう。でも、彼らには僕たちと違って改善させる余地はそんなにない」「僕たちは、風洞がうまく働かず空力に問題があった。僕たちぶはピレリへの対応に異なる哲学があるし、サスペンションや他の多くの部分で異なる哲学を持っている。なので、僕たちには改善するための大きなマージンがある」「彼らが改善させる2倍は改善できると思うし、全てがより接戦になると思う」「ライバルがとても強いことはわかっているし、来年のチャンピオンシップはコンマ1〜2秒の戦いになるだろう。大きなギャップはないと思う」「マシンのためにいくつか方策があるし、フェラーリがより保守的なアプローチをとっていた前年には使わなかったイノベーションがいくつかある。そのような全てによって僕たちは楽観的に感じている」関連:・フェラーリ、F2012を発表 - 2012年2月3日・フェラーリ F2012 - 主要諸元表