F1アブダビGPで2位表彰台を獲得し、ここまでレースが開催されたサーキットのすべてのトロフィを揃えたと語っていたフェルナンド・アロンソだが、どうやらそれは間違いだったようだ。「アブダビからトロフィを持ち帰れたのはとても嬉しいことだった。でも、僕のコレクションには僕がF1でレースをした各グランプリ会場で少なくとも1つのトロフィがあると言ったのは統計に間違っていた」とフェルナンド・アロンソはコメント。
「2001年と2003年に2度レースをしたオーストリアでは両方ともフィニッシュできなくてトロフィを逃している。1度目はミナルディでギアボックスが故障し、2回目のときははルノーでエンジンが故障した」「オーストリアGPがカレンダーに復活するかはわからないけど、もうしそうなったら、そのときは表彰台に上がりたいというさらなる理由になるだろうね!」だが、今回の2位表彰台はフェルナンド・アロンソにとってフェラーリでの20回目の表彰台。2016年までフェラーリと契約しているアロンソは、今後ももっと表彰台記録を重ねられると確信している。「それでも、統計に関して言えば、昨日の表彰台は僕の“赤”でのキャリアで20回目になる。僕がフェラーリで走ったレースの半分以上でトップ3でフィニッシュしたということになる。それは、それほど素晴らしくはなかったこのような一年でさえ、僕たちのマシンパフォーマンスの平均レベルはとても高いということを意味する」「ここ18年でスクーデリアが少なくともシーズンで1回はグランプリに勝っているのは偶然ではない」「他のチームは同じことはいえないし、そのような要因も僕があのような長い期間フェラーリとの契約を延長することに決めたことに影響している」「皆さんの多くが、僕が1年前のアブダビで2位になれたらもっと良かったと思っていることはわかっている。僕もわかっていることだけど、そうなったかもしれないと考えても意味はないし、遅かれ早かれ、ここまで僕たちには無縁だった満足感が得られる時が来ると確信している」「ここから2016年までの間に表彰台を下りてメカニックにもっと多くのシャンパンボトルを手渡せると確信している」