フェルナンド・アロンソが、F1アブダビGPへの意気込みを語った。フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)アブダビに向かっているところだ。今年の長いシーズンの最後から2番目のラウンドに向けて今晩アブダビに到着する予定だ。もうチャンピオンシップは終わっている。まだドライバーズ選手権の2位争いのなかにいるけど、正直なところ、6月のシルバーストンでの優勝にあとひとつ加えられた方がずっと満足だ。
チーム内のスタッフ達と話すと、彼らがチャンピオンシップ2位のチャンスを僕に与えたいと本当に思ってくれているのがわかる。彼らがそれをシーズン中に行った努力に対する評価のように感じているのはわかっているので、そうなれたら僕も嬉しい。でも、僕たちドライバー達がどのように思っているかはわかっているよね。僕たちは常に1番になりたいし、それ以外の順位はそれほど重要ではないんだ。あらゆる点で優勝はとても難しいと認める。シーズン終盤のこの時期における相対的なポジションは非常に明白だけど、僕たちが優勝を争える状況があることも見てきた。例えば鈴鹿のようにね。全てを正しくまとめられればトップ3を争えることはわかっているけど、僕たちの今の予選ポジションは3番手だ。レースでは状況が違ってくるかもしれないけど、それが現実的な状況だ。なので、僕たちの目標は表彰台だ。それ以外では、アブダビはカレンダーでまだ銀製食器を持ち帰れていない唯一のレースなので、表彰台はトロフィーキャビネットの隙間を埋めさせてくれるだろう。明日の記者会見で最も頻繁に質問されるのは、去年のレース後にヤス・マリーナ・サーキットに僕が戻ってくることについてだろうと確信している。明日の朝、初めてパドックで会ったときに、僕がそれについて考えることはまったく不快ではないと話したら、それは正直な気持ちではないだろう。でも、その感覚はなくなるだろうし、ひとまずは今週末うまくやることを目指して部屋を出るつもりだ。来シーズンのためにできるだけ多くのことを学ぶという気持ちでね。残りの人生と同じようにF1でも常に前を向くべきだと思うので、そうすることは正しいことのだ。2010年のアブダビは僕のキャリアにおいて重要なステージだったし、たとえ辛い一日だったとしても、フェラーリとの関係がより強くなったのは間違いない。
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