フェルナンド・アロンソが、F1モナコGPへの意気込みを語った。フェラーリは、F1モナコGP直前にテクニカルディレクターのアルド・コスタの更迭を発表。しかし、フェルナンド・アロンソはチームの決定を信頼していると述べた。「それを考えることは、僕たちドライバーの仕事ではない」とフェルナンド・アロンソはコメント。
「僕たちはチームを信頼しているし、フェラーリにとってベストなことだと思うのでステファノ(チーム代表)の決断を完全に信頼している。今日このトラックでは非常にポジティブな雰囲気を感じている。全ての決定はチームの最大の利益のためになされるので、もっと競争力をつけると期待しているし、今後について完全には自信を持っている」前戦スペインGPでは苦戦を強いられたフェラーリだが、アロンソはモナコGPでの勝利を諦めてはいない。「モナコは他のどのサーキットとも違うし、僕たちはずっとここで多くのサプライズを見てきた。ウィリアムズは2004年〜2006年にとても速かったし、2008年もそうだった」「僕たちのポテンシャルには自信を持っている。スペインでは競争的ではなかったけど、言ったようにここは完全に異なるトラックだ。全力を尽くすつもりだ。空力がそれほど重要なトラックではないので、良い週末を過ごして、多くのポイントを獲得できるかもしれない」フェルナンド・アロンソは2006年にモナコで初優勝。これまで2度、モナコで勝っている。「僕のキャリアで非常に重要だった。モンテカルロで勝つことはドライバーにとって最も特別なことだ。ホームグランプリで勝つことも最高の感覚だけどね。僕たちはみんな子供の頃からテレビでモナコを見ていたし、今僕たちが週末を通して素晴らしい雰囲気をもったストリートにいることは非常に特別なことだ。他の活動をする金曜日でさえ、ファンからのサポートを感じることができるので、このレースに勝つことは大きなご褒美だし、良い週末を過ごして優勝を争えることを期待している」「ラインを通り過ぎて優勝したことのことは覚えているし、週末ずっと神経質だったね。2004年と2005年にもチャンスはあったけど、やっと2006年に勝てたし、再び2007年にも勝つことができた」「まだ5レースしかしていない。誰も5レースだけでチャンピオンシップにさよならを言うことはできない。去年のこの段階での僕たちのポイント数は、今の僕たちがいる状況とそれほど違いはない。なので、僕は状況を変えられると楽観的なままだ。でも、すぐに競争力のあるマシンを手に入れる必要があるのも事実だ。現時点では5位を争っているし、タイトル候補になるためにかなり苦労しているからね」