フェルナンド・アロンソは28日、マドリッドでサンタンデール銀行が主催するイベントに参加。2011年の開幕戦について語った。「他チームと比較して実際に僕たちがどこにいるかはメルボルンに行って初めてわかるだろう」とフェルナンド・アロンソはこれまでのテストと同じくフェラーリのパフォーマンスについて慎重にコメント。
「現時点では、僕たちのクルマに信頼性があることが証明されているので満足している。すべてが予定どおりに進めば、僕たちはタイトル保持者のレッドブル、マクラーレン、メルセデス、それにルノーといった昨シーズン末にすでに前進を果たしているチームとタイトルを争えるグループにいるだろう。トロ・ロッソも大きな前進を遂げていた」2011年は、新しい導入されるピレリタイヤがレースを左右することなりそうだ。「これまで見た感じではデグラデーションはとても大きいので、レースでは多くのピットストップをすることになるだろう」とフェルナンド・アロンソは述べた。「不確実性が増えたことで、最強のチームが有利になるというわけではないので、あまり敏感にはなっていない」「フットボールに例えれば、バルセロナとレアル・マドリードが30分毎にペナルティで決めるようなものだし、興奮はしないだろう」「でも、状況は全員にとって同じだ。僕たちのライバルよりピットストップを少なくできるとは思わないので、最速であることが重要だ」