フェルナンド・アロンソは、F150での初テストをトラブルフリーで終えられたことに満足していると述べた。先週F150を発表したフェラーリは、合同テスト初日となるこの日ほぼ100周近くを走り込んだ。トップのセバスチャン・ベッテルからコンマ7秒遅れの5番手タイムでセッションを終えたフェルナンド・アロンソは、今回のテストではできるだけ多くの周回を重ねることが最優先事項だと述べた。
「問題ないよ。フィーリングはいいし、サプライズもない」とフェルナンド・アロンソはコメント。「今回のテストの最大のプライオリティは、走行距離を稼ぎ、クルマについて学び、マラネロに戻ったときのために多くのデータを集めることだ。今日はポジティブな一日だったし、クルマにまったくメカニカルな問題がなかったのはポジティブだね」「僕たちは、新しい規約やKERSなどにより、そのシステムに慣れることに専念している。あとはタイヤだけだね。デグラデーションが多いし、現時点ではあまり一貫性がない」「タイヤの数もとても限られているので、午前中、午後の半分、そして終盤のためにタイヤセットをとっておかなければならなかった。セットアップを変えるのは難しい、現時点は答えを出すことはできないね」フェルナンド・アロンソは、クルマのなかで全てのボタンを扱うのはトリッキーだと認め、それらをうまく働かせることで利益を生むドライバーもいるだろうと述べた。「もちろん簡単なことではないし、集中力を失ったらパフォーマンスを失ってしまう」「でも、すぐに適応できるドライバーがアドバンテージとして使うことができるし、ライバルよりもうまく働かせることは僕たちに全員にとってチャレンジでもある」またフェルナンド・アロンソは、可変リアウイングシステムの故障についてはそれほど心配しておらず、故障した場合でもダウンフォースによってウイングの位置は元に戻ると述べた。ウイングが高いダウンフォース位置に戻ったときについて尋ねられたアロンソは「何も感じないものだよ」とコメント。「信頼しなければならない。ミラーでリアウイングは見えるけど、ブレーキングではリアウイングを見ていない。何かが起こってシステムが機能しない場合は、空気の圧力にとってウイングは下がってくれる」 関連:F1バレンシアテスト初日:セバスチャン・ベッテルがRB7でトップタイム
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