ロバート・クビサとポーランドのスポンサーであるオーレンは、アルファロメオF1を離れる可能性があると報じられている。ポーランドの石油会社オーレンは、ザウバーが運営するチームをバックアップしており、同チームのネーミングパートナーであるアルファロメオと密接に連携してきた。
しかし、アルファロメオは、フォルクスワーゲン傘下の自動車メーカーであるアウディによるチームの買収とワークス提携を前に、2023年末にザウバーから離脱することが決まっている。アルファロメオF1のテストドライバーを務めるロバート・クビサは最近、チームでの自分の役割が終わる可能性があることを認めている。「オーレンと彼らが次に何をしたいのかによるね」とロバート・クビサは語った。「でも、僕がもうF1の公式ドライバーとしてのシートを得られないとしても、驚きではない」ロバート・クビサの去就について、元フェラーリのF1ドライバーであるフェリペ・マッサは、F1にとって損失となるだろうと語っている。「彼はフェラーリで僕の後釜になると確信していた」とフェリペ・マッサはポーランドのSwiatwyscigowに語った。「彼はそれに値するから、僕にとっては問題なかった。だから、彼のような優秀なドライバーが自分のキャリアにとって重要な機会を逃してしまったことは悲しいことだ」またフェリペ・マッサは、ロバート・クビサが2011年のラリーでのクラッシュで負った恐ろしい負傷について、「彼が再びレースに出るとは思っていなかった」と付け加えた。一方、スイスの著名なベテランF1ジャーナリストであるロジャー・ブノワは、アルファロメオF1は、フレデリック・バスールの後任のチームボスをまだ決定できないまま2023年に向かっていると報じている。元マクラーレンのF1チーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、ザウバー・グループの新しいCEOとして仕事を始めたが、チーム代表には就任しないとのことだ。スイスの新聞Blickの紙面で、ロジャー・ブノワは「残念ながら、新しいチームボスの発表まで我慢してもらわなければならない」とのアンドレアス・ザイドルの言葉を引用した。