ザウバーの育成ドライバーとしてF2に参戦するテオ・プルシェールが、今週初めてアルファロメオと共にF1マシンのステアリングを握った。テオ・プルシェールは、水曜日にハンガロリンクでアルファロメオの2019年F1マシン『C38』で走行を実施。このテストは、メルセデス、フェラーリ、マクラーレンが2日間にわたって実施したピレリの2022年の18インチタイヤテストと並行して行われた。
フランス出身のテオ・プルシェールは、将来F1のスターになることを有望視されており、2020年はFIA-F3選手権を17歳でランキング2位で終えている。テオ・プルシェールは、今年初めのモナコでのフィーチャーレースで勝利し、F2レースで優勝した最年少のドライバーになった。「昨日、夢が叶った。人生で初めてF1カーをドライブした」とテオ・プルシェールはソーシャルメディアに書いた。「子供の頃、その日を夢見ていたのを覚えている。この素晴らしい経験と忘れられない一日をアルファロメオチーム全体に感謝したいと思う」アルファロメオは、キミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィの両方が今シーズン末で失効し、2022年のドライバーラインナップをまだ決定していない。今月後半に18歳になるテオ・プルシェールは、現在のメルセデスのドライバーを務めるバルテリ・ボッタスと同様に、アルファロメオF1のシートとリンクしている。