F2ドライバーのファン・マヌエル・コレアが、8月24日(土)にアルファロメオ・レーシングのプライベートテストでF1マシンでの初走行を行うことになった。アメリカ出身のファン・マヌエル・コレア(20歳)は、アルファロメオ・レーシングの開発ドライバーを務めており、今年のF2にザウバー・ジュニアチーム・バイ・チャロウズから参戦している。
プライベートテストは、フランスのポール・リカール・サーキットで行われ、マシンはV8エンジンを搭載したザウバーの2013年F1マシン『C32』が使用される。ファン・マヌエル・コレア、テストでレース距離に近い300kmの走行を目指し、F1マシンに慣れ、メカニックやエンジニアたちとの仕事に慣れることが主な目標となる。「ワクワクしているという言葉だけでは言い表せない」とファン・マヌエル・コレアはコメント。「F1でテストをして、キャリアを始めることは僕のパートナーたちと一緒にかなり前から取り組んできたことだ。「全てをうまくこなして、聞き、学び、できる限り多くの経験を積みたいと思っている」 ファン・マヌエル・コレアは、エクアドルで産まれたが、幼い頃にフロリダへと移住。国内や国際レベルのカートで成功を収めた。ロータックス・ジュニア世界選手権を制した初のアメリカ人となったコレアは、ロータスF1チームのジュニアプログラムの一員となり、14歳でヨーロッパのカートレースに出場するようになる。2016年にF4デビュー、2017年にはF3にステップアップ。今年はF2へと進み、バクーとフランスのスプリントレースで2度の表彰台を獲得している。