アルファロメオ・レーシングのF1チーム代表を務めるフレデリック・バスールは、F1中国GPの決勝レースでキミ・ライコネンのパワーユニットがレース終了まで耐えてくれることを祈っていたと認める。キミ・ライコネンは、F1中国GPの予選で53戦ぶりにQ2敗退を喫して13番手となったが、レースでは9位でフィニッシュして3戦連続でポイントを獲得。チームメイトのアントニオ・ジョビナッツィはまだポイントを獲得できていない。
フェラーリのF1パワーユニットはバーレーンGPでシャルル・ルクレールに発生したコントロールエレクトロニクスに不具合を抱えており、アルファロメオにも修正を提案したが、チームは十分な時間がないことを理由にそれを拒んでいた。結果、アントニオ・ジョビナッツィはFP2と予選に走行することができなった。キミ・ライコネンのマシンには不具合が出なかったが、フレデリック・バスールは信頼性について不安があったと認める。「ピットウォールで祈っていた」とフレデリック・バスールはコメント。「ボタンを押すのは簡単ではなかった! 全体的に我々にとって良い日曜日だったと思うし、土曜日からうまくリカバリーでしたと思う」フレデリック・バスールは、キミ・ライコネンの獲得はアルファロメオにとって正解だったと語る。「彼は13番手からスタートするときでさえ、ポイントを獲得している」とフレデリック・バスールはコメント。「彼は最後にリカルドとペレスを捕えられなかったことに少し苛立っていたが、それは良い兆候だ!」「ペースはあったし、我々はリカルドとペレスを捕えることができたとさえ思っている。だが、残り10周でフロントエンドに小さなダメージがあった」「それにフロントタイヤの温度も失っており、それにより主にダウンフォースを失っていた」
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