F1マイアミGPに派手な赤毛のヘアーで9位入賞を果たしたアレクサンダー・アルボンは「アップフレードは必要ない。髪を染めるだけでいい」と笑った。先月のオーストラリアGPで孤児院を訪問したアレクサンダー・アルボンは、リバプールに敬意を表して髪の毛を赤に染めた子供たちに触発され、子供たちはアルボンの髪を染め、決勝で彼は10位のポイントを獲得した。
イモラで開催されたエミリア・ロマーニャGPでは、ヘアカラーが落ち、11位に終わったが、マイアミには派手な赤に染め直し、18番手スタートから9位でレースを終えた。「アップグレードは必要ない。髪を染めるだけでいい。それだけだ」とアレクサンダー・アルボンはSkynSports F1に冗談交じりに語った。「メルボルンの前に髪を染めて10位でフィニッシュした。その後、染料が消えていったイモラで11位でフィニッシュした。パフォーマンスに影響を及ぼし始めていた。だから、もっと多くのポイントを期待して、それを再び染め直したんだ」レースを終えてヘルメットを脱いだ汗だくのアレクサンダー・アルボンは「バラクラバは真っ赤に染まってしまった。染料がすべて漏れしまったみたいだね。首を切られたみたいだよ」と笑った。「今週末にポイントを獲得したら、チーム全体が髪を赤く染めると言っていた。エンジニアリングルームに行ったら、全員が『いやいや、表彰台だよ』と撤回しはじめた」まだウィリアムズはコンストラクターズ選手権で最下位であり、9位のアストンマーティンに3ポイント差をつけられている。昨年、レッドブル・レーシングでセルジオ・ペレスにシートを奪われて1年間リザーブドライバーとして過ごしたアレクサンダー・アルボンは「数年前よりも良い仕事をしていると感じている」と語った。「僕たちは上昇傾向にあるし、僕自身も同様だ。すべてのドライブを改善しているように感じている。これまで以上に経験を積んでいるし、かなりフィーリングはいい」